電気代の節約

足元からポカポカに!電気式床暖房の気になる電気代と節約術を大公開

冬のフローリングは冷気が伝わって冷たくなりますよね。でも、床暖房ならそんな冷たくなるフローリングを足元からポカポカに温めてくれます。温かいのでつけっぱなしでうたた寝してしまったら電気代がとんでもないことに・・・ということもあるのでは。電気式床暖房の電気代を上手に節約する方法をご紹介します。

電気式床暖房の仕組みや電気代について

電気式床暖房の仕組みについて

電気式床暖房は、床の下に電熱線ヒーターが組み込まれたパネルが敷かれています。ヒーターが発熱することで、床の表面にじんわりと熱が伝わり床表面を暖めてくれるのです。例えてみると、電気式床暖房はホットカーペットが床と一体化したようなもの。暖かさがホットカーペットによく似ています。

なぜ電気式床暖房は暖かく感じられるの?

電気式床暖房ですが、実は30度くらいまでの温度に設定されているって知っていましたか?30度というと、人間の体温よりも低い温度です。温度が低すぎて暖まらないのではと思われるかもしれませんね。床の面が体温より低い30度まででもエアコンより暖かく感じられるのは、空気より木材に熱が伝わりやすいことにあります。直接肌に触れる床暖房は温かさも直接触れるので30度でも快適に感じられるのです。

電気式床暖房の電気代はどれくらいかかるの?

電気式床暖房は広さによって電気代が変わります。6畳の広さであれば消費電力が960W、となりおよそ3,900円くらい、12畳の広さであれば8,500円くらいかかります。エアコンで同じ広さを暖めるのに使用する電力は、440Wなので倍近い電力が必要ということが分かりますね。

電気式床暖房にあるメリットとデメリットは?

電気式床暖房のメリットとは?

電気式床暖房のメリットは、暖房パネルを設置するだけで、簡単に施工ができることです。簡単に設置しやすいということもあって、初期費用も比較的安く済みます。また、パネルで部分的に設置されているため、広い範囲の場合、部分的に暖めたり、温度調節をすることが可能です。そのため、部屋全体を暖めるなどの無駄がなく、人がいる部分だけを暖めることができます。

電気式床暖房のデメリットとは?

長時間利用する場合や、複数の部屋を同時につけるなど広範囲に渡って使用すると、電気代などランニングコストが高くつきます。また、電気式床暖房を設置するときに、電気をたくさん使用するため、家庭の容量ではすぐにブレーカーが落ちてしまうでしょう。そうならないために、電気の容量を上げる必要性があり、電気料金とともに、基本料金も上がることに。基本料金がどの程度上がるのか確認しておきましょう。

電気式床暖房を暖かさはそのままに節電するには?

電気式床暖房とエアコンを併用して使う

電気式床暖房は足元を中心に温めるため、部屋全体を暖めたいという場合にはエアコンと併用するのがおすすめです。上からエアコン、下から電気式床暖房で無駄なく効率よく暖めましょう。床暖房は一度暖まるとしばらく熱が続くので、暖まったなと感じたら、温度を下げるのがおすすめです。節電にもなり、部屋全体も暖かい状態が持続するので快適に過ごせますよ。

電気式床暖房をつけたり消したりしない

床暖房は立ち上がるのに30分から1時間ほどかかります。エアコンも同じ原理なのですが、立ち上がりのときに使われる電力は、暖まった後の1時間に比べて数倍もかかることもあるようです。節約だと思って立ち上がりに、電源のオンオフを頻繁に行うことは逆効果に。つけたり消したりするのではなく、ある一定の時間連続して使用するようにしましょう。

電気式床暖房の温度設定を低めにする

エアコンなどでも設定温度を一度上げるだけで消費電力が少なくなるので、電気料金が節約になるという話をよく聞きますが、電気式床暖房も例外に漏れず当てはまります。足元から暖まる床暖房は、直接触れるためほかの暖房器具よりも2度から4度くらい下げても暖かく感じることができるので、温度を低めに設定してみましょう。

まとめ

電気式床暖房の電気代や節電の方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?電気式床暖房は、温度も調節できる上、エアコンと併用すると部屋を効率的に暖めてくれ、電気代も抑えることができます。ただ、長時間使用すると電気代がかかるので、エリアを決めて使うなどポイントを踏まえて利用すると節電にもつながりますよ。電気式床暖房を上手に利用して節電しながら、冬を乗り切ってくださいね。

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