家庭のライフラインである電気。この電気が止まってしまったら、命の危険に関わってしまうほど、生活には欠かせないものになっています。そこで今回は、電気代の滞納についてご紹介。電気代が払えなかった時に電気はいつ止められてしまうのか、滞納後の支払方法、支払い後はいつ電気を再開してもらえるかなどをまとめました。
目次
電気代の支払い方法について
電気代について
電気代の支払いの義務は、電気の検針日より発生します。毎月ポストに投函されている検針票を見たことはありませんか?この検針票を見ると、ひと月にどのくらい電気を使ったのか、どのくらい電気代がかかっているかが分かります。これをもとに電気代を支払っているのです。
電気代の支払い期限は?
電気代を支払う期日は、それぞれの電力会社によって違います。例えば東京電力の場合は、検針日の次の日から30日目までが電気代の支払い期限。この期限を過ぎてしまうと、遅収という扱いになります。さらに、40日目を過ぎると、電気代に延滞金が1日0.03%ほど加算されてしまうでしょう。最終的な電気代の支払い期限は、50日目になっています。ご自分の地域の電力会社のルールを一度確認をしてみましょう。
電気代の支払い方法
電気代の支払い方法は3パターンあります。口座振替での支払い、クレジットカードでの支払い、振り込みでの支払いです。口座振替、クレジットカード払いにしておくと、毎月自動的に引き落としがされるので、比較的安心でしょう。しかし、引き落とし口座にお金を入れることを忘れてはいけません。一番注意しなければいけないのが振り込みでの支払い。毎月忘れないように、指定された口座に振り込みに行く必要があります。
電気代を滞納してしまうとどうなる?
電気はいつ止められる?
電気代の最終支払期限を過ぎてしまい滞納してしまった場合、電気はどのようになるのでしょうか。電気代を滞納すると、どの電力会社でも、送電停止の通知書が事前に届くようになっています。通知書が届くタイミングや電気が止められるタイミングは、それぞれの電力会社によって違うので気を付けてください。例えば東京電力の場合、送電停止の5日前に通知書が届き、その後、電気が止められます。
送電停止を待ってもらえる?
電気を止められてしまっては困るが、どうしてもすぐに電気代を準備できないという場合、電力会社によっては、相談に乗ってもらえるところがあるようです。例えば東京電力では、支払い最終期限日より前であれば、相談にのってもらえます。相談にのってもらえるからといって、送電停止を待ってもらえるわけではありません。電気代の催促方法を変えてくれるという対応があるようです。
電気を止められてしまった後は?
電気代を支払い後、いつから電気は再開してもらえる?
電気代を支払った後は、いつから電気を再開してもらえるのでしょうか。これもそれぞれの電力会社によって対応が違います。東京電力の場合、電気代を準備できたら連絡をし、指示に従って支払いを済ませます。支払いが済んだら、もう一度連絡をしてください。すると、基本的に数時間で電気は再開してもらえるでしょう。電力会社によっては、夜間対応をしていないところもあるので、再開に時間がかかるところもあります。
滞納を続けると訴えられることも?
送電停止後も電気代を支払わずにいると、契約を解除されてしまいます。基本的に契約解除の時期は、送電停止後から10日程度でしょう。電気代の滞納を無視して転居した場合でも、転居先に請求が届きます。悪質な場合は、訴えられてしまうこともあるので注意してください。
電気代を滞納すると影響すること
電気代の滞納は、電気を止められるだけでなく、その他にも影響を及ぼすことがあります。例えばクレジットカード。電気代の支払いをクレジットカードにしていて滞納をしてしまった場合、個人の信用情報に滞納の情報が登録されてしまうことがあります。すると、クレジットカードの更新ができなかったり、強制的に解約になったり、カードの審査に通らなかったりすることもあるようなので注意してください。
まとめ
電気代の支払い方法や、電気代を滞納してしまった時に起こる影響についてご紹介しました。 電気を止められてしまうと生活が不便になるだけでなく、命にも関わります。電気代は、できれば滞納しないことが一番です。しかし、どうしても支払うことができないという場合は、早めに電力会社に連絡をするようにしましょう。