マイホームの購入を住宅ローンで支払いを考えたことで、貧乏生活に突入。多額の住宅ローンの借り入れをしたことで、ローンに多くの時間をあて、いざ終わると離婚を突きつけられ、誰もいない冷たい我が家に帰り、心まで寒々しくなることも。住宅ローン返済に取り憑かれてしまう人の特徴をご説明します。
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預金口座に資金が全くなく、返済に消費者金融の利用も考えている
預金をすべて住宅ローンに費やしてしまう
できるだけ預金を頭金に使い、住宅購入したために貧乏になる人がいます。住宅購入における金利は高いため、頭金を増やして返済額を少しでも減らすのは、王道のパターン。しかし何か月かの生活費は残して置きたいところです。転職や事故などで生活が立ち行かなくなり、新たに金融機関で借りて借金を重ねるのは懸命ではありません。
常に住宅ローンよりも上の金利で稼いでいる
住宅ローンで貧乏になる人とならない人がいます。住宅ローン返済の合計金額から年間の返済額を求め、求めた金額に対して収入が上回っている人は貧乏から縁遠い人。住宅購入費に加えて固定資産税や火災保険、生命保険や家具代などを含めた上で計算します。転職を考えているのであれば、住宅購入前に決定し計算しましょう。住宅購入後には、起業して、住宅兼職場にして土地代として確定申告すると節税もできます。
固定費の見直しをそのままにしている
節約も実行に移せるかどうかです。通信費も格安SIMですべて同じ会社に揃えれば、月々お得になります。電気の自由化により電気代も見直しが必要です。カード利用者ならすべての引き落としをまとめることでも、ポイントを貯めて、引き落としに充てることができます。保険もそうです。定期的なプランの見直しをして、出費を抑えられるマメな性格の人は貧乏になりません。
ライフプランニングがはっきりしていない
子どもにかかるお金は教育費だけではない
子どもの教育資金以外にも、就職するまでの子どもの生活費は両親にふりかかってくるでしょう。課金ゲーム、絵本、部活の道具、旅行、留学、携帯代などです。何に費やすかは、家庭によって異なります。学校も国公立を選ぶか私立を選ぶかでも、年間120,000円ほどかわってきます。住宅ローンを返済しているばかりに、子どもが夢を諦めたり、奨学金の返済に追われて学業を疎かにしては子育ても本末転倒です。
住宅ローン返済に追われ、返済完了後はからっぽのマイホームに
住宅ローン返済のため、寝る間も惜しんで働きます。愛する家族と会話する時間も減り、何のために働いているのか、わからなくなることも。健康を害してしまうと治療費もかかります。口を開けば、お金の話でケンカ。コミュニケーション不足から離婚を告げられ、住宅ローン返済に加えて、養育費で、貧乏生活に。大きな家にひとり住むよりも、多少小さな家でも住宅ローンを減らし、家族みんなで団欒を囲むことをおすすめします。
他人への憧れが強く、同レベルの生活を欲している
他人が見せている面は、一部分でしかない
子どものつながりなどからママ友と同レベルまで生活レベルを上げようと、高い住宅を購入すると後悔の元です。お友達が広い家であれば、憧れや羨ましさを感じることもありますが、同居の両親の有無、土地の有無、仕事の職種、両親の年齢、子どもの人数・年齢・性別によってもライフステージは異なります。無理する必要はありません。他人を羨む思いは無意識に自分を落とし、物事を達成しにくく貧乏脳のモトです。
同じものを買っても同じ人間にはなれない
周りと違う行動により、悪口や無視の対象になる場合もあります。しかし、周りの顔色を伺って自分を押し殺して常に行動してしまう人も貧乏になる可能性が。現代はインターネットもあります。閉じられた世界からどこでも社会につながることができます。住宅をいろいろ見て、付き合いで背負いきれない金額の借金を負うよりも、あらかじめ予算を決めて収まる住宅を購入することも貧乏に陥らないための方法です。
まとめ
住宅ローンで貧乏になる人は、支出と収入の計算が苦手で、計画性がなく、見栄っ張りという特徴が上げられました。しかし、特徴が当てはまったとしても恐れる必要はありません。賃貸住宅で暮らすのと同様に、毎月いくらのローンなら住めるか考えた上で資金繰りをすれば、少なくとも貧乏は避けられます。付き合いはできるときとできないときのメリハリをつけて、後悔する住宅購入は避けることが懸命です。