そろそろ幼稚園を選ばないと…。そうお思いのお母さんも多いのではないでしょうか。そうなると気になってくるのは幼稚園の費用です。幼稚園によってかかる費用は異なります。今までかからなかったお金が毎月の出費として出ていくことになるので、ひやひやしている方もいるかもしれません。今回は幼稚園費用の相場についてお届けいたします。
目次
公立幼稚園と私立幼稚園
公立幼稚園の特徴
幼稚園には私立幼稚園と公立幼稚園があります。まず公立幼稚園についてです。公立幼稚園は各地区の自治体によって運営されています。一般的に、私立幼稚園よりも公立幼稚園の方が費用は安くなる場合が多いです。公立幼稚園は2年保育のみ行っており、のびのびとした教育方針が特徴になっています。
私立幼稚園の特徴
私立幼稚園は、学校法人や宗教法人などの法人が運営母体となり経営している幼稚園を指します。公立幼稚園よりも費用が高いところがほとんどで、各幼稚園ごとに教育方針や特色が異なるのが特徴です。また、保育所と幼稚園が複合した施設である認定こども園が登場し、ニーズが高いことから現在増えてきています。
入園にかかる費用
入園面接にかかる費用
幼稚園によっては、入学前に幼稚園に慣れる目的で通うプレスクールにも費用がかかるところがあります。また、幼稚園に入るための入園面接にも費用が発生することも。費用がかかる可能性があるのが、入学願書と面接です。もちろん無料の場合もありますが、願書が300円から500円、面接は選考料という形で2,000円から5,000円が相場となります。
入園前にかかる費用
入園前にかかるもので一番大きい費用は入園金です。入園金の相場は、公立の幼稚園で10,000円前後、私立の幼稚園では20,000円から100,000円程度と幼稚園によって幅があります。首都圏にある有名な付属の幼稚園などは、入園金に100,000円以上のお金がかかる幼稚園もあります。入園時にはまとまったお金が必要になることを念頭に置いておきましょう。
通園グッズの購入
入園が決まって安心もつかの間、入園前に準備するものはたくさんあります。幼稚園の制服・体操服はもちろん、バッグや上靴、クレヨンや粘土などのグッズも必要です。指定のものがあったり、市販のもので揃えたりなど、幼稚園によって異なりますが、指定のものが多い幼稚園ほどかかる費用は多くなってきます。また、私立幼稚園よりも公立幼稚園の方が制服や規定のグッズが少ない傾向にあるようです。
前もって情報をゲットするには?
何が必要になるのかなどの情報は、先輩ママに聞くのが一番です。現在園に通っている子どものいる先輩ママと仲良くなっておくのがおすすめ。通う予定の幼稚園のイベントやバザーなどには顔を出し、勇気を出して声をかけてみましょう。どんなものが必要かなどの、幼稚園に関する情報をいち早くゲットできますし、もしかしたら、いらなくなったおさがりを安く譲ってもらうこともできるかもしれません。
月々かかる費用
月謝
気になるのは毎月かかるお金ですよね。年間の保育費を月々に換算し、支払っていきます。幼稚園にかかる年間の費用の相場は、公立幼稚園がおよそ150,000円、私立幼稚園でおよそ370,000円です。ひと月の金額にすると、公立幼稚園の場合10,000円前後、私立幼稚園の場合30,000円前後。公立幼稚園と私立幼稚園でかなり開きがあります。また、各家庭の年収によってもかかる費用が異なってきます。
プラスされる費用
1年間にかかる費用をお伝えいたしましたが、それに加えて必要になる費用もあります。バス送迎を利用する人はバス代、給食のある幼稚園は給食費などです。幼稚園によっては、教育方針として課外授業を多く取り入れているところもあります。外部から先生を呼んで授業をしてもらったり、バスを利用して別の場所で体験授業などを行うこともあり、その都度別途の費用が発生することも。前もって確認しておきましょう。
ママ友とのお付き合い費も発生するかも?
同じ幼稚園のママとは、情報交換も兼ねて仲良くしておきたいものですよね。もしかしたらこれから長い付き合いになるママもいるかもしれません。そこで発生するかもしれないのが、ママ友とのお付き合い費。幼稚園が始まるとママには今までよりも自由な時間ができ、ランチに誘われることもあるかもしれません。多少なりともお付き合いをするためには、今までかかっていなかったお金がかかるかもしれないことを頭に入れておきましょう。
まとめ
幼稚園の費用の相場についてお届けいたしました。いかかでしたか?思っていたより幼稚園の費用がかかることがわかり、驚いたという方もいるのではないでしょうか。小学校前の教育として、家だけでは学ぶことのできないことを吸収する場でもある幼稚園。費用と教育の両面から、満足できる幼稚園選びをしてください。