彼氏や彼女と同棲生活を始める計画は楽しいですよね。実家暮らしや一人暮らしとは違った新たな生活はワクワクするものです。しかし、同棲を始めるにあたって、2人暮らしの生活費について確認しておくことも重要です。そこで、平均的な同棲にかかる生活費についてご紹介します。
目次
2人暮らしの平均的な生活費はいくら?
2人暮らしに必要な生活費とは
生活費として毎月必要な費用は、家賃、光熱費、食費、交通費、通信費、交際費、日用品費、美容費などです。1人暮らし経験者であれば、1人暮らしの生活費に必要な費用と基本的には同じです。家賃、光熱費、食費、日用品費は生活を共にする上で必要な費用となるため、費用の支払方法について2人で話し合って決めておきましょう。結婚前であれば、携帯の通信費やそれぞれの友人との交際費は各自で支払うのが一般的です。
1ヵ月の平均生活費
2人暮らしの生活費は20代の社会人であれば平均20万円、30代であれば平均23万円程度です。生活費の平均額は2人の収入や家賃によって変わりますが、都心部での同棲の場合は20万円以上を目安に考えておきましょう。また、社会人であれば、学生時代とは食事や娯楽にかけるお金の使い方も変わるため、生活費が高くなる傾向にあります。同棲生活を楽しむためにも、2人の生活費に対する金銭感覚を確認しておきましょう。
生活費の中で高くなる費用
2人暮らしの家賃の相場
2人で同棲する場合、住む場所や築年数や最寄り駅からの距離など物件の条件によって家賃の相場が変わります。家賃の生活費における割合は多いので、2人の条件を話し合い物件を決めましょう。同棲の家賃の相場は、20代が10万円前後、30代が11万円程度です。利便性の高い生活を求めると家賃も高くなりがちですが、どんな物件に住むかによって2人の生活スタイルにも影響があるので、慎重に物件選びを行いましょう。
2人暮らしの食費の相場
生活費で家賃の次に高くなる費用は食費です。自炊をすれば食費を安く抑えられますが、お互いのランチ代など外食が多いとその分食費は高くなります。単身の食費にかける平均額は約4万円と言われていますが、2人暮らしの場合の食費は外食費を含めると平均6万円程度です。結婚を前提とした同棲であれば、将来のためにも食費にかける金額を6万円以下に抑え、その分貯蓄に充てるのもおすすめです。
車の維持費
社会人であれば、2人のうちどちらかが車を所有している場合もあるでしょう。車を所有していると、ガソリン代や駐車場代、自動車税、車検代、保険料など維持費がかかります。軽自動車の年間維持費は約30万円、普通車では約35万円かかります。車の維持費については、所有者が支払うのか2人で折半するのか決めておきましょう。
2人暮らしの生活費を抑えるコツ
家賃の安い物件を探す
2人暮らしの生活費として節約効果の高い費用は家賃です。利便性の高い物件は家賃が高くなりがちなので、生活費を少しでも抑えたい場合には家賃が10万円以下の物件を探しましょう。同じ部屋の広さの物件でも、最寄り駅から少し離れた場所の物件や、築年数は古くてもリノベーション物件であれば家賃が少し安い場合もあります。仮に1ヵ月の家賃が8万円であれば、10万円の物件に比べて年間で24万円も生活費に差が出ます。
自炊を心がける
2人暮らしの食費も、外食を減らして自炊をすれば月々1万円以上節約することは可能です。仕事が忙しくて毎日自炊できなくても、休日に数日分の作り置きおかずを作ったり、冷凍保存したりすれば食費の節約につながります。また、食材の購入は週に1回にすると、余計な食材を買わずに済みます。出勤前に余裕があれば、冷凍保存しているおかずをお弁当箱に詰めて、お弁当を持参するのも食費の節約としておすすめです。
休日は自宅でのんびり過ごす
お互いの休日に毎回外出していると、食費や交通費がかかります。2人で外出してデートを楽しむのも楽しいですが、たまには自宅でのんびり過ごすのもおすすめです。レンタルDVDを借りてきて映画鑑賞をしたり、2人でいつもより高級な食材を使って料理をするのも、外出して1日を過ごすより安く済ませられます。
まとめ
2人暮らしの同棲にかかる生活費は、お金の使い方次第では高くなります。特に家賃や食費が生活費に占める割合は多いため、2人の収入に応じて物件を選んだり、食費を抑えるなど工夫しましょう。また、結婚前の同棲であれば、全ての生活費を折半することもできないため、生活費の負担についてあらかじめ話し合って決めておくことをおすすめします。