小さな子どもであろうと、老人であろうとも生活費は必ず必要な支出です。そして単純に生活費を収入から差し引いた金額がそのまま貯蓄に回るので、将来のことを考えても貯金額を増やしていきたいものです。そのためには生活費をシミュレーションしておけば、毎月の貯金額がどの程度あるのかわかりやすいです。
たっぷり貯蓄のためにも生活のシミュレーションが大事!
生活費とは、私たちが毎日暮らすための必要な経費を指します。例えばスーパーで野菜や肉などの食材を購入した場合、食費として支出します。そしてお家に帰ってもお部屋を明るくともすのに電気を使いますが、これも時間や消費電力に合わせて電気代が発生します。他にもインターネットや電話を利用する際の通信費、賃貸の場合であれば家賃も発生します。これら毎日発生する、さまざまな費用をまとめて生活費といいます。
生活費は基本的に生まれたばかりの赤ちゃんでもおじいちゃんやおばあちゃんでもかかる出費で、主にお給料やボーナスなどの収入から差し引きプラスに計上できるのが好ましいです。このプラスになった部分のお金はその多くを貯金に回します。中には最初から定額を貯金に回す方もいますが、この貯金を毎月貯めていくことで貯蓄となっていきます。このため貯蓄を少しでも多く増やすには、生活費をある程度抑えた暮らしが必須です。
この生活費を抑えるためには一番手っ取り早いのが、生活費を記帳することです。これは主に家計簿といったものに記帳しますが、毎日発生する生活費をこまめに記していきます。そして自身が消費した生活費を数字としてあらわすことで、どの程度支出しているのかを実感できます。しかしほとんどの方は、収入がマイナスにならない程度に生活費を調整している方が多く、生活費をしっかり数字としてあらわしている方は少ないです。
そこで生活費をより簡単に数字としてあらわすのには、シミュレーションを行ってみることをおすすめします。シミュレーションとは生活費にかかる費用を簡単に算出できる方法の一つです。生活費のひと月平均を割り出すこともできるので、生活費のどこで支出を抑えて貯金を増やせるのかがわかるのです。
生活費のシミュレーションはどうやったらできるのか
ではより高額な貯蓄にするためにも、早速生活費のシミュレーションを実践していきましょう。そのために生活費のシミュレーションはどこでできるのかを知っておきましょう。生活費のシミュレーションをインターネットで検索してみると、たくさんのシミュレーションを見ることができます。例えば簡単に生活費の概算だけを知ることができるものや、より細かな部分の生活費を知ることができるもの。
他にも家族形態に合わせて平均を割り出すことができたり、年齢に合わせたシミュレーションもあります。このように生活費のシミュレーションは人の手で行うのでは時間がかかるので、より手軽にできるようにパソコンやインターネットを利用したものがおすすめです。他にも近年はスマホやタブレットなどの小型携帯機器が普及しており、生活費のシミュレーションをアプリで利用が可能です。
使い方もアプリをダウンロードし、指示に従って適切な数字を入力すれば、自動的に平均を割り出してくれます。生活費をシミュレーションするのには、今までであれば家計簿を利用していたことが多かったです。しかし近年は通信機器もより手軽になっているため、いつでもどこでも生活費をシミュレーションすることが可能です。こまめに実践していけば、自分が毎月どのくらい生活費として消費しているかを頭に入れやすくなります。
生活費を抑えて賢い貯蓄を目指そう
では生活費のシミュレーションを行ったうえで、まずはいままでの資産運用がどのようになっているかをチェックしましょう。収支と支出を抱えあわせ、毎月マイナスになっている方はいわゆる浪費しているということです。この場合はお給料が入った日に、最初から貯金として別に振り分けておく方法が良いでしょう。その方法として銀行の定期預金を利用するのもおすすめできます。
銀行の定期預金は毎月決まった金額を引き落とすように設定ができるので、あまり貯蓄をしている感覚がなくても自動的に貯金することができます。銀行の定期預金は微々たるものですが金利もつくので、少しはお金を増やすことができます。銀行の定期預金を利用しなくても貯金ができている方は、少しでも貯蓄を増やすためにもさらなる生活費を抑える方向へと持っていきましょう。
例えば交際費や衣類購入などの被服費が一番減らしやすいので、生活費の中でも抑えやすいものからどんどん生活費を低くしていきます。他にも副業を増やして収入を増やし、貯蓄を増やす方法もあります。近年は比較的副業をしやすい環境にあるので、うまく利用してどんどん貯金をしていきましょう。
まとめ
生活費のシミュレーションは家計簿以上に気軽にでき、自分の生活費を気軽にチェックできます。特に若い世代で一人暮らしの方は、生活費を感覚でしかつかめていない方も多いはず。しっかり数字で表すことによって、自分が浪費しているか貯蓄できているかだけでも確認できるので、まずは生活費のシミュレーションを一度でも実践してみましょう。