家計管理

気になる家族4人の生活費は?賢く貯蓄するために生活費の平均を知っておく

一人暮らしだと自由に使えるお金も、家族が増えると出費の制限が増えます。しかも生活水準を安定させなくてはならないので、特にお子さんを抱える家族では生活費をおさえて今後の貯蓄に廻そうとします。しかし生活費もただやみくもに計算したのでは、貯金を殖やすことが難しいです。生活費の平均をしっかり知って、貯蓄を行うのが賢い方法です。

生活費とはどんな費用を言うのか

生活費とは私たちが日々暮らしを送るための必要な維持費のことを言います。これは毎日の食事のために必要な食費から、住居にかかる各種光熱費や電話やインターネット使用のための通信費などが該当します。生活に必要な費用をすべて足したものが、生活費として算出できます。別名家計費や生計費とも呼ばれていますが、生活費を個人で算出する場合には家計簿を用いていきます。

家計簿というと昔から多くの女性が実践していることですが、これは企業における帳簿と同じ存在です。家計簿として日々記帳していくことで、毎日の支出がどのくらいあるのかといった生活費の平均額を知ることができます。この平均値は毎日家計簿をつけることで、1週間や1カ月の平均を知ることができ、続ければ続けるほど生活費の平均額を割り出しやすくなります。生活費は、基本的に家庭の人数によって大きく変わります。

例えば一人暮らしの1カ月の生活費と家族4人暮らしの生活費では、大幅に変わります。他にもお住いの地域によって生活費の平均が変わってきます。総務省の家計調査では、地域別の消費支出が公開されており、その中で1カ月の支出が多い地域が北陸で少ないのが沖縄です。このように家庭の人数や住む地域によって、生活費も大きく変わるのが解ります。

このため生活費の平均を割り出すのはどこに住んでいても一緒ではないので、毎日若しくは毎月発生する各費用の請求書やレシートなどを活用して、細かく行うのがよりわかりやすいでしょう。

家族4人1世帯当たりの平均生活費はいくらなのか?

では4人家族の世帯の場合、どの程度の生活費の平均となっていくのでしょうか。総務省で2016年9月30日に発表された2016年8月分の家計調査では、平均3.4人世帯で消費支出が1世帯当たり276,338円とでています。内訳として住宅費や食費、通信費や水道光熱費、交際費などが含まれます。この家計調査の消費支出は、前年比と比べると減少の傾向にあり、例年で見ても年々減少傾向です。

総務省が発表している生活費の支出については、平均3.4人に対しての金額です。このため4人家族であれば、それ以上の消費支出が考えられます。特にお子さんの年齢によって生活費の平均も変化し、年を重ねるごとにさまざまな出費が増えることでしょう。このため、家族4人の生活費は1カ月平均で約300,000円が必要と見ます。

これは一概に言えることではありませんが、生活費の平均も月によって上下していくので、それらを考えつつ今後の貯蓄に役立てていきましょう。

より細かな生活費を割り出すにはどうしたらいいのか

家族4人での生活費の平均はより細かに算出するには、やはり家計簿を活用して自身で基調をしていくのが最良です。これだと生活費の平均が1円単位までしっかり知ることができます。しかも家計簿を用いていけば、1週間や1カ月間の平均を簡単に見ることも可能です。家計簿を記帳することで、生活費の節約や貯金額を増やすことができるといった効果も高いため、見直されて注目も高いです。

このため文房具ショップなどに行くと、さまざまな家計簿が並んでおり自分の使いやすいものを広範囲で選ぶことができます。さらに家計簿ソフトなどもあり、パソコンを用いれば、より簡単に生活費の算出ができます。パソコンを使えば家計簿の計算を代わりにやってくれるので、数字を入れるだけでOKです。家計簿を使うのは毎日の積み重ねなので、面倒を感じることもあります。

しかし長く続けていけば、自分の家族の生活費をある程度見積もれるので、どこで費用を抑えるかといった支出の調整もしやすくなります。この結果毎月の貯金額を増やすことが可能で、生活費の平均をわかっていれば目標の貯蓄額を軽々とクリアするきっかけにもなります。家族4人の家庭だと、他の家族と比べると支出も増えるので、こまめに家計簿をつけて生活費をうまく調整していきましょう。

4人家族でも生活費の平均さえ覚えておけば、年に1回は家族旅行に行けるくらい貯蓄が気軽になるかもしれません。

まとめ

生活費は平均でみると、家族が増えるほど高くなります。特に国内に多い、家族4人の構成では生活費をうまく調整しても、なかなかたくさんの貯金をするのは難しいです。このため、夫婦で共働きをしたりなどで収入を増やしていく方が多いです。しかしその方法ではなく、家計簿をつけるだけで、賢く貯蓄ができるかもしれません。

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