無駄遣いをやめたい。そうは思いつつも、実際にやめられないのが人間。無駄遣いしてしまったあとは後悔しつつも、結局また同じ行動を繰り返してしまいます。ではどうすれば無駄遣いはやめられるのでしょうか?無駄遣いする人の特徴や理由も合わせて紹介していきます。
無駄遣いする人の特徴
コンビニエンスストアを頻繁に利用してしまう
意外と無駄遣いの原因となっているのが、コンビ二です。24時間営業なので、いつ行っても開いています。仕事が遅い人や休みが不定期な人にとっては大変便利で、ある程度のものは何でも買えてしまいます。ただ便利であるがゆえに、ついつい立ち寄ってしまうことも。その結果、必要でないものを余分に買ってしまい、それが積もり積もって大きな出費に。まさに塵も積もれば山となるの典型的なパターンです。24時間開いており、立ち寄りやすいがゆえに、無駄遣いしてしまいます。
外食や飲み会が多い
働き始めて一人暮らしするようになると、自炊するのが面倒になります。そこで、頻繁に外食を利用してしまうように。外食でしっかり食べるとなれば、ファミレスでも1,000円近くは使ってしまいます。それが続けば、その分食費も高額になりますよね。そして外食に加え、飲みに行く機会が多い人は、その分飲み代もかかってしまいます。飲み会に一回行くたびに少なくとも3,000円近くは使ってしまうでしょうから、行く回数が多くなれば、その分出費も増えていきます。
ストレスの発散方法が買い物
ストレスがたまると、どこかで発散させてあげなければなりません。その発散方法はさまざまで、お金がかからないものならいいですが、買い物の場合お金がかかってしまいます。ストレスの発散方法として買い物をすると、買うこと自体がストレス発散になりますから、本当は必要でないものまで購入するはめに。これこそまさに、お金の無駄遣いですね。
なぜ無駄遣いしてしまうのか?
買い物すると、満足感を得ることができますよね。ウィンドウショッピングしていると、欲しいものが目に留まります。「欲しい」とはある種の満たされない欲求のこと。そして、その欲しいものを購入すると、買う前には満たされていなかった欲求が満たされ満足感を得ることができるわけです。この満足感は、欲求を満たす行動として無意識に刻みこまれます。つまり意識無意識にかかわらず、人は買い物すると満足感を得られることが分かっているわけですね。
どんな人であっても、欲求を満たして満足感を得たいと思っています。そこで、満足感を手っ取り早く得られる手段が買い物というわけです。買い物以外に満足感を得る方法を知っている人は、その方法をとるでしょうが、買い物しか知らない場合、必要以上に無駄遣いしてしまいます。ある意味、満たされない欲求を満たしてあげるための、その人にとって最適な手段なわけですね。ストレスが溜まっているときに無駄遣いしたくなるのも、これが理由です。
無駄遣いしない方法とは?
無駄遣いしてしまう理由は、自分の中にある満たされない欲求を満たすためです。仕事や人間関係でストレスが溜まり、自分が思うようにいかないときほど、別の何かで、その思うようにいかない気持ちを満たしてあげようとします。無駄遣いは、性格というよりもその人の感情的な部分に関連していることが多いわけですね。かといって、欲求を満たしてあげないと、自分が壊れてしまいます。そこで、買い物など無駄遣い以外に欲求を満たしてあげる方法を見つけましょう。
おすすめは、何か没頭できる趣味を持つことです。趣味とまではいかなくても、スポーツでもいいでしょう。何かに集中することで、無駄遣いへと意識が向かなくなります。スポーツであれば、ランニングなどは今日からでも始めることができますね。ランニングをしている途中は、もしかするときついかもしれませんが、走った後には達成感が待っています。目標を決め、それを達成することで、日頃満たされない欲求を満たしてあげることができます。
また、無駄遣いしない環境を作ってしまう方法もあります。例えば、外に出かけるときは必要最低限の現金しか持ち歩かない、クレジットカードは財布に入れず家に置いておくなどです。意志の力で今までの行動を変えるのは難しいです。そこで、そうせざるをえない環境に身を置くことで、今までの行動を強制的に変えてあげましょう。
まとめ
無駄遣いしないために、買い物以外に欲求を満たしてあげる方法を見つけることが大事です。また、無駄遣いしないための環境を整え、そうせざるをえない環境に身を置くことも方法の一つです。