お金を使ってしまったあとに使いすぎたなと反省しつつも、また同じようにお金を使いすぎてしまう。ダメだとわかりつつも、ついつい使いすぎてしまう人、結構多いのではないでしょうか。そこで今回は、お金を使いすぎてしまう方にむけて、使いすぎてしまう理由と使いすぎを防ぐ方法を紹介していきます。
目次
お金を使いすぎてしまうタイミングとは?
毎月の給料やボーナスなど、まとまったお金があるとき
お金を使いすぎてしまうタイミングには、共通点があるようです。その一つが、給料日やボーナスなどまとまったお金が入ったとき。まとまったお金を見ると、ついつい気持ちが大きくなってしまいます。このぐらいの金額なら買っても大丈夫かと、財布の紐も緩みます。しかし、その際に買うものは本当に必要なものでしょうか?必要不可欠ではないけれど、お金に余裕があるがゆえに買ってしまうことも。まとまったお金が入ったときは、お金の使いどころを慎重に見極める必要があります。
ストレスが溜まっているとき
溜まっているストレスを発散させようと、買い物しすぎてしまうことも。普段の仕事や人間関係でストレスが溜まると、それを発散させる必要が出てきます。発散方法として、美味しいものを食べるとかお酒を飲むなど人それぞれですが、その中に買い物も含まれます。特に女性はウィンドウショッピングが大好き。普段は見ているだけで満足していたものが、ストレスの反動で自制心が外れ、ついつい買い物にお金を使いすぎてしまうことがあるようです。
逆に男性は、お酒に走る傾向が多いですね。日頃のストレスを発散しようと、同僚や気の合う仲間とついつい居酒屋をはしごしてしまい、気が付いたら飲み代にかなり使っているなんてこともあるようです。
落ち込んでいる気分を紛らわそうとするとき
人は気分が落ち込むと、その落ち込みを回復させるような行動をとります。落ち込んだ気分を引きずったままでは、つらさが増す一方ですからね。そこで、その回復方法の一つがお金を使うこと。お金を使って自分の欲しいものを買ったり、美味しいものを食べたりすることで、落ち込んでいる気分を少しでも紛らわそうとするわけです。
なぜお金を使いすぎてしまうのか?
お金を使いすぎてしまう大きな理由は、手元に使えるお金があるからです。当然ですが、使えるお金がないにもかかわらず、お金を使おうとは思いません。使えるお金があるからこそ、ついつい使いすぎてしまうわけです。ストレスが溜まっているときに、ついつい出費してしまうのも、元をたどれば使えるお金があるからです。
また、自宅にものがあふれていることにも原因があります。それはどういうことか?ものが溢れてくると、一つのものへの価値が薄れるからです。必要と思って買った洋服でも、家に帰れば似たような服が置いてあるわけです。そのときは必要と思って買った服。しかし、家に帰るとその他大勢の服に紛れてしまうわけですね。これでは何が自分にとって必要なのかわかりません。すると、ものへの価値も薄れてしまい、要不要にかかわらず無駄な出費を重ねてしまうわけです。
お金を使いすぎないための方法とは?
断捨離をして、本当に必要なものを見極める
一時期、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」という本が流行りましたが、あの本には、ときめくものだけを残し、あとは捨てるといったことが書かれています。この本は片づけに関する本ですが、書かれていることはお金を使いすぎない方法にもなります。シンプルに言うと断捨離するわけですが、断捨離すると自分にとって本当に必要なものがはっきりします。断捨離とは、必要なものは残し、必要でないものは捨てる行為です。これは買い物にも当てはまりますよね?
断捨離することで、必要なものを見極める目が養えます。自分にとって必要なものを見極められれば、買い物に行っても無駄遣いしなくなりますし、何よりお金を使うべきポイントが明確になってきます。断捨離することで、お金を使いすぎないようになるかどうかは、断捨離をした人でないと実感できません。ぜひ実践してみてください。
必要最低限の現金しか持ち歩かない
お金を使いすぎてしまうのは、手元にお金があるからです。それならそもそも、必要最低限のお金しか持ち歩かないようにしましょう。これで必要以上に現金を使う機会は減ります。またクレジットカードも、持ち歩かない方がいいでしょう。家に置いておき、必要なときのみ使うようにすべきです。
まとめ
お金を使いすぎないようにする方法はシンプルです。本当に必要なものを見極める断捨離と、財布に必要最低限の現金しか持ち歩かないことです。まず、実際にこの方法を試した上で、自分自身で効果を実感してみてください。