一昔前だとおしゃれなお部屋作りにはそれなりの予算も必要でした。しかし近年は本来の機能とはまた違ったものを活用や組み合わせをして、素敵なインテリア雑貨を自ら作る方法が大人気となっています。そんな手軽な素材として100均のすのこがあります。そんなすのこ、活用しやすいこともありとっても便利な素材です。
今大人気のマルチショップ、100均とは?
100均とは日用品はもちろん、ガーデニング用品や文房具、大工用品やキッチン用品など生活に必要なありとあらゆる商品を取り扱っているお店です。100均ショップとも呼ばれていますが、店内で取り扱う商品はほぼ100円を売りにしています。これはお店によってもさまざまですが、取り扱う製品によって100円以上のものを並べているところもあります。100均ショップといってもお店の名前ではなく、商品一点の値段が100円に消費税をプラスしたものを取り揃えているお店を総称してこう呼びます。
100均ショップと呼ばれる代表的なお店には、「ダイソー」や「セリア」といった大手のショップから、「キャンドゥ」といった少し小ぶりな規模のお店まであります。これらのお店は上記の通り、100円からそれ以上の金額の商品を取り揃えており、雑貨から食品まで幅広いものを低価格で提供しています。各お店は同じような商品もありますが、デザイン性や細かな機能性などで差別化を図っています。
このため日用品のほぼすべてを100均ショップで揃えている方も多く、さらにこれらの製品を組み合わせたりアレンジしたりするなどして、オリジナルのアイテムを生み出す方も多いです。
日本的なインテリア雑貨のすのこの魅力
そんな100均ショップの中でも人気の高い商品の一つとして、「すのこ」が挙げられます。すのこは木材を素材としたもので、薄めの木の板と角材を釘などで打ち付けて作り上げます。すのこは基本的に木材のものがほとんどですがアルミニウム製のものなどもあり、これはパソコンなどの精密機械の冷却や収納などにも用いられます。さらに木材のすのこを強化したものはパレットと呼ばれており、荷物などの運搬用の台座に活用します。
すのこは基本的に等間隔の隙間が空いています。このため通気性に優れており、押し入れに布団を収納するための台座に使われることが多いです。近年はすのこの通気性の高さや木材を素材としている部分も見直され、ベッドのマットレスを置く部分にも用いられます。このようなベッドは「すのこベッド」とも呼ばれており、年齢など関係なく人気の商品です。そんなすのこは100均ショップでも取り扱っており、もちろん100円と消費税をプラスした金額で購入できます。
それまではすのこはホームセンターで安くても1,000円前後のする商品。このため100均ショップのすのこはリーズナブルで購入できることもあり、人気の高い商品です。しかも100均ショップのすのこはサイズも豊富で、正方形のものから長方形のものサイズも小さなものから大振りなものまで、とにかく幅広い商品展開を繰り広げています。100均のすのこはホームセンターのものより少し強度は落ちますが、同じサイズのものを組み合わせて棚や箱を制作するのにも手ごろな素材として存在します。
すのこを用いたDIYには何があるのか
DIYとは?
DIYとは「Do it yourself」の略で、日本でいうところの日曜大工を指します。雑貨や家具、洋服など自分の好きなものを自身で作り出す意味があります。女性やママさんなどは、流行も取り入れたいけど自分の満足できるものを求める方が増えてきました。そんな欲望を叶えてくれるのがDIYです。素材もホームセンターやお店で購入したもの、海や公園で拾った自然のものでオリジナルを制作します。自分の好みで自由にアレンジでき、ショップを展開している方や趣味として楽しんでいる方もいます。
すのこのDIYには何が必要?
そんなDIYとしてすのこを主人公にしたアイテムをどんどん生み出していきましょう。まずはすのこのDIYに必要な道具をご紹介します。すのこのDIYには同じものをいくつも組み合わせて固定していきます。このためボンドなどの接着するものを用意しましょう。これは必ずしもボンドである必要はないので、グルーガンや釘などがあれば、より強度の高いものを作れます。他にもすのこをペイントするための塗料が必要です。これはお好みのものをいくつか揃えていくのが良いでしょう。
すのこで棚をDIYしてみる
すのこのDIYをするのであれば、簡単な棚から始めていくのが良いでしょう。すのこの棚をDIYするには、まずすのこを最低でも4枚揃えます。これは同じサイズのものが4枚あれば、ボックス型の棚を作れます。同じサイズを2枚ずつ揃えたものであれば、長方形型のボックス棚ができます。さらに仕切りを入れたい方は、すのこを増やして活用していきましょう。すのこを揃えたら、一枚ずつ組み合わせて接着剤で固定します。ボンドやグルーガンを用いた場合は、各接着剤が固まるまで時間を置きます。
あとは好きな色にペイントし、お好みのものでデコレーションをしてできあがりです。仕切りをプラスするのもいいですし、人気のステンシルで加工するのもいいでしょう。できあがったすのこの棚は、お部屋において収納やインテリアに活用できます。すのこで棚がDIYできれば、あとは応用でボックスの制作や、より強度の高い収納アイテムの作成も自由にできます。
まとめ
100均のすのこを用いたDIYは今現在でも人気が高いです。このため各100均ショップではすのこのバリエーションをより広く展開しており、中には常に売り切れてる店舗もあるほどです。そんな100均のすのこ、うまく活用してあなただけのプチプラDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか。