「プロポーズしよう!」「結婚しよう!」と決意したら、頭に浮かぶのは「婚約指輪」ではないでしょうか?実際に購入するとなると「いくらぐらいのものを買えばいいのか」、「何を買えばいいのか」を迷います。世間で言われている「給与の3ヶ月分」は本当なのでしょうか。現代の婚約指輪の相場と人気を検証してみましょう。
婚約指輪は本当に必要?!
購入しない派もいる
左の薬指にキラリと光るダイヤモンド、女性なら誰もが一度は憧れる婚約指輪ですが、実際には購入しないという方も。その理由としては、「購入しても実際につける機会が少ない」、「指輪は2つもいらない(結婚指輪があるから)」、「アクセサリーが苦手」という意見です。ただ、婚約指輪は購入しないが、ネックレスやピアス、時計などそれに代わるものをもらうというケースもあります。プロポーズの証として記念になるものを贈るのもいいかもしれません。
購入派の満足度は?
実際に婚約指輪を受け取った女性の満足度はどうでしょうか?あるアンケートによると、婚約指輪を購入した夫婦、カップルの女性の中で9割以上が「もらって嬉しかった」と回答しています。さらに「購入しないと決めていたが、実際にもらうと嬉しかった」という意見もあり、やはり女性にとって婚約指輪は「もらえるだけで嬉しい」というのが本音かもしれません。また、プロポーズ時や入籍前に婚約指輪をもらった女性の満足度は高く、「婚約指輪をもらうこと」また「受け取るシチュエーション」が大切だと考えられます。
プロポーズの際にサプライズでもらった方もいますが、一緒に選びに行ったという意見も多くあり、購入するのであれば「自分の好みのデザインにしたい」という女性が多いようです。一生に一度の婚約指輪、お互いの納得するものを2人で選んでみてはいかがですか?実は、女性よりも男性の方が婚約指輪を必要と考える傾向があるようです。
婚約指輪の実際の購入価格は?
平均価格は34万円!
ある調査結果によると、「実際に購入した婚約指輪の金額は?」という問いに対し、「30万円〜40万円未満」が22.0%と主要価格帯となりました。次いで「20万円〜30万円未満」が14.8%、「10万円〜20万円未満」が14.1%となっています。別のアンケートでは「給与1ヶ月分〜3ヶ月分未満」が主要価格帯という結果も出ています。
男性が贈りたい・女性がもらいたい価格帯と、実際に贈った・もらった価格帯には差がなく、どちらも「給与1ヶ月分〜3ヶ月分未満」が主要価格帯となっています。上記の結果も踏まえると、婚約指輪の相場は比較的手の届きやすい価格帯に人気が集まっているようですね。必ずしも「給与3ヶ月分」でなくてはならないということはなさそうです。
今も昔も変わらないのは、2人の大切な記念になるということです。両親の指輪をデザインチェンジして贈ってもらったというケースもあります。
今、人気の婚約指輪とは?
婚約指輪をもらった女性の満足度は9割以上と高いものの、実際にもらった「ブランド」に対する満足度は64%と低い傾向にあることが、あるアンケート調査で分かりました。その原因は、男性が自分で指輪を選んでいると答えた方が48%と半数を占めることにあるのではないでしょうか。女性はデザインやブランドにこだわりが強いもの。もしサプライズを考えているのであれば、購入前に彼女の好みをリサーチしておくことは大切です。
女性の憧れブランドTOP3!
1位は「ハリー・ウィンストン」、芸能人が贈っていることや世界中のセレブリティから人気のブランドであり、近年憧れを持つ女性が増えているようです。2位は同位で「ティファニー」と「カルティエ」となっています。「ティファニー」はTVドラマや映画などでも登場人物が婚約指輪の定番として贈られているのを目にすることが多く、あのブルーの箱に白いリボンが昔から女性の心を射止めています。「カルティエ」も同じくTVドラマや映画の影響が大きく、華やかなイメージが女性には人気です。
※出典:トレンド総研『女性が選ぶ、憧れの「婚約指輪ブランド」ランキング TOP3』
ハイブランドばかりが並びましたが、一生ものの婚約指輪を憧れのブランドを購入したいというのは女性の本音かもしれません。女性の憧れのブランドから予算に合うものを選ぶというのも選択肢の一つとして男性は考えてみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
婚約指輪は2人にとっての一生の思い出・記念となるものです。何より大切なことはお互いの気持ちと納得したものを購入できたかということです。現代の女性は「無理をして高いものを購入する必要がない」という考えも多く、「給与3ヶ月分」という固定概念は捨てても良さそうですね。