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医療保険はどっちがお得?知っておきたい定期型と終身型の違い

医療保険を検討中のみなさん、医療保険には大きく分けて定期医療保険と終身医療保険の2つのタイプがあることをご存知ですか?それぞれ定期型保険、終身型保険と呼ばれている場合もあります。この記事では、定期医療保険のメリットとデメリットについて、紹介したいと思います。医療保険を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

定期医療保険の特徴

保険期間が限られている

定期医療保険は、その名の通り、定められた期間中だけ保険が適用される契約になっています。そのため、保険に加入している期間を過ぎてしまうと、病気や怪我、入院の際に保障を受けることができなくなります。たとえば10年満了の定期医療保険であれば、保険の契約日から10年を過ぎると保障を受けることができなくなります。一般的には、保険の期間が満了する際に契約を更新することがほとんどです。急な病気や怪我の際に、保険の更新を忘れていて、保障を受けられないことがないように注意してください。

保険に加入できる年齢に制限がある

定期医療保険にはいろいろなタイプのものがありますが、新規に加入する際には年齢制限が設けられています。保険の種類や販売している会社にもよりますが、60歳以上は新規に加入ができない年齢制限を設けている場合が多いです。ただし、すでに定期医療保険に加入しているのであれば、通常80歳までは更新することができます。もし、定年後の60歳以降に定期医療保険に入ろうと考えているのであれば、年齢制限に引っかかる可能性もあるので、今のうちに定期医療保険に加入することをおすすめします。

保険料は最初は安く後で高く

定期医療保険の場合、保険料は若いときに安く、年を取るごとに高くなっていきます。たとえば、あなたが30代男性だと仮定します。その場合、保険料は毎月約2,000円程度になります。同じ定期医療保険を更新し続けた場合、保険料は40代で約2,500円、50代で約4,500円、60代で約6,500円という具合に、だんだん保険料が高くなっていきます。一方で終身医療保険の場合は、加入時の30代や定年後の60代でも、保険料は据え置きで約3,500円程度となっています。

定期医療保険のメリット・デメリット

定期医療保険のメリット

定期医療保険のメリットを2つ挙げます。1つ目は、終身型よりも保険料が安いことです。期間が制限されていて掛け捨ての保険である分、保険料は安く設定されています。2つ目は、保険の見直しができることです。独身時代や結婚して子供を育てている時期、子供が独立した後の時期など、人生のライフステージによって周りの環境は大きく変化します。定期型医療保険であれば、自身の環境の変化に応じて保険を見直すことができます。

定期医療保険のデメリット

定期医療保険のデメリットも2つあります。1つ目は保険料の総額で考えると、終身医療保険よりも高額になることです。前述した通り、定期医療保険は毎月の支払い額が年齢とともに高くなっていきます。そのため、人生のトータルで支払う保険料は、定期医療保険の方が高くなります。2つ目は、定期医療保険は更新できる年齢に制限があるということです。年齢制限により更新できなくなってしまうと、その時の保険が最後の契約になります。保険契約が満了した日以降に関しては、保障を受けることができません。

定期医療保険はこういう人におすすめ!

なるべく保険料を節約したい人

若い世代で収入が低く、毎月の生活がギリギリという人には、定期医療保険がおすすめです。20代や〜30代であれば、終身医療保険よりも保険料が安くなります。収入が低い人の中には、節約のために保険自体いらないと考えている人もおられますが、これはとても危険です。収入が低いからこそ、急な病気や怪我に、備えておくことが重要だからです。「保険には入っておきたい、でもなるべくお金はかけたくない」と考えている人には、定期医療保険が最適なのです。

将来は海外で生活したい人

将来的に海外で定住を考えている人も、定期医療保険はおすすめです。日本にいる間だけ定期医療保険でカバーしつつ、海外へ移った後は現地の保険会社で新しく保険に加入することができます。住む国が変われば、医療制度や保険の制度など手続きが煩雑になります。そのため、日本では日本の保険会社、海外ではその国の保険会社で保険に加入することが重要です。

まとめ

その人の現状や将来のライフプランによって、最適な医療保険はさまざまです。定期医療保険と終身医療保険の両方の仕組みを、しっかり理解することが大切です。その上で、ご自身合った最適な医療保険を選ぶようにしてください。

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