保険

自動車保険の乗り換えを考えるタイミングは?

インターネットが普及し、自動車保険の見積もりが気軽にできるようになりました。サイトによっては複数の自動車保険会社を比較することができます。では、自動車保険の乗り換えを考えるタイミングとはどんなときなのでしょうか?さっそくご紹介していきましょう。

自動車保険の満期が近づいてきたら?

自動車保険の契約期間は1年のほかに2年、3年もある

自動車保険の乗り換えを検討するタイミングとしてすぐに思いつくのが、契約更新の時期でしょう。1年契約はよく知られていますが、自動車保険にはほかにも2年、3年契約もあります。これは長期間契約と呼ばれ、ディーラーを中心に取り扱っています。契約期間中に保険料が変わることがないため、3級ダウン事故等を起こしても保険料が上がらないというメリットがあります。ただし、保険料は上がりませんが、保険を使い過ぎると更新後の保険料が一気に上がる可能性もあるので注意が必要です。

ノンフリート等級が1ランクアップする

契約満期で他の自動車保険に乗り換えると、ノンフリート等級をワンランク上げて契約することができます。更新前の1年間が無事故だった場合、保険会社を変えてもノンフリート等級は1ランクアップするので保険料も下がります。等級アップのチャンスは逃したくないと考える人が多いため、自動車保険の乗り換えは契約更新時が多いというのも納得できると言えるでしょう。

保険契約の途中で乗り換えたらどうなる?

もし自動車保険の契約期間中に他の保険に乗り換えたらどうなるのでしょうか?その場合、契約期間中に無事故で保険を使っていなくても、ノンフリート等級はアップせずに据え置きになります。契約期間中が10等級だった場合、無事故であっても10等級のままで新しい保険を契約することになるのです。保険料の節約を考えるなら、現在契約の自動車保険の満期を待って、新たな保険会社に乗り換えたほうがお得になります。

ゴールド免許になったとき

ゴールド免許とは?

ゴールド免許とは、免許更新からの過去5年間に加点対象になる交通違反を起こさなかった人に交付される免許証のことを言います。黒色の太文字で優良のマークが入り、免許証に記載されている有効期間の部分がゴールドの帯になっています。ゴールドの帯がとても目立つので、一目でゴールド免許だと分ります。

保険会社によってゴールド免許割引に差がある?

多くの保険会社がゴールド免許割引を適用していますが、割引率や適用条件が保険会社によって違うことをご存知ですか?「記名被保険者が保険開始日の時点でゴールド免許を保持している」という点は共通なのですが、被保険者の年齢によってはゴールド免許割引が適用されなかったり、割引率が変わることもあります。例えば、21歳以上なら7%割引で35歳以上では10%割引という保険会社もあれば、割引率を非公開とするところもあります。家族全員がゴールド免許だと割引率が変わる保険会社もあるようです。

ゴールド免許の割引率は見積もりで分かる

ゴールド免許を取得したら、満期のタイミングで割引率の高い保険会社に乗り換えることで保険料を抑えることができます。ただ割引率を非公開にしている会社が多いので、見積もりをしてゴールド免許割引がいくらぐらいなのかを確認すると良いでしょう。

車の用途が変わったとき

車の用途とは?

自動車保険を契約するときに使用目的も申告しますが、これが車の用途になります。主に「通勤・通学」、「日常・レジャー」「業務」の3つがあり、「日常・レジャー」だと保険料が安くなり、「業務」では保険料が上がります。

用途の区分や保険料率は保険会社によって違う

用途の区分とは、業務・通勤・レジャーなどの項目のことなのですが、項目の分け方は保険会社によって違う場合があります。例えば、先ほどご紹介したように3つの用途を適用している保険会社があれば、「家庭用」と「業務用」の2つのみの使用目的に分ける保険会社もあります。保険率に関しても同様で、保険会社によって使用目的の保険率が変わる場合があります。保険の乗り換えを検討するなら、複数の保険と比較することが重要です。

もしウソの使用目的にしたらどうなる?

もし使用目的を偽ったり間違って申告した場合、事故に遭ったときに補償が受けられないことがあります。通勤で使用している車をレジャー用として申告してしまい、通勤中に事故に遭ったとします。その際、申告内容と実際に使用目的が違うため、補償を受けられず実費で修理をしたり、相手の車の修理費を支払うことにもなりかねません。使用目的は確認をして申告するようにしましょう。

新車を購入するとき

新車割引とは?

新車割引とは、契約車両の初年度登録年月日から25か月以内の場合に保険料を割引してもらえるサービスです。初年度登録年月日とは、運輸支局に登録申請をして受理された年月のことで、車検証で確認することができます。軽自動車なら軽自動車検査協会に登録申請をして受理された年月のことを言い、初年度検査年月として車検証に記載されます。

新車割引は対象になる車種が保険会社によって違う

新車割引は新車で購入したすべての車に必ず適用されるわけではありません。自家用普通自動車や自家用小型乗用車を対象とする保険会社があれば、自家用軽四輪乗用車も対象に含めている保険会社もあります。新車を購入するときには、新車割引がある保険会社に乗り換えると保険料を安く抑えることができます。

まとめ

自動車保険の乗り換えを考えるタイミングには「契約更新時期」や「ゴールド免許取得」「車の用途の変更」「新車購入時」などがあります。割引名は一緒でも割引率が保険会社によって違うことがあるので、複数の保険会社と比較すると良いでしょう。乗り換えのタイミングはメリット・デメリットを把握して行うと失敗を防ぐことができます。

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