お引っ越しが決まると、やることはたくさん!荷造りだけではありません。電力やガスや水道など、生活に必要な手続きもしなくてはいけないのです。その中でも今回は、電力のお引っ越しについてご説明します。引っ越しが決まっても慌てないように、前もってどのような手順で手続きをするのか、頭に入れておきましょう。
目次
引っ越しが決まってまずすることは?
契約している電力会社に解約の電話をしましょう
契約している電力の契約を使用中止にする手続きを、電力会社に電話して伝えましょう。引っ越す期間に余裕がある場合でも、ない場合でも、最低1週間くらい前に終わらせておくのがベストです。各電力会社のホームぺージからでも手続きはできますが、引っ越し日の2〜3日前でなければ受け付けることができませんので、急がれる場合は電話で手続きすることをおすすめします。余裕をもって手続きしましょう。
電力の引っ越し手続きはどのようにするの?
各電力会社に電話し、手続きを行います。今では電力の自由化といわれていますから、自分で電力会社を選んで契約することができますので、調べておくといいでしょう。当日立ち合いが必要になる場合があるため、引っ越しする日の1週間前までに契約を終わらせておくのがベストです。契約手続きする際は、現住所や引っ越し先住所、名前や引っ越し日時などの必要な情報がありますので、事前に調べて準備しておくことをおすすめします。
手続き完了!次にすることは?
引っ越し日までの電気代の支払い方法
口座振替やクレジットカードで支払いをしていた場合は、引っ越し日までを日割り計算し、翌月に口座振替もしくはクレジットカード会社から引き落とされます。または、現地まで電力会社の人が来て、その場で集金するということもできますが、その場合は事前予約が必要です。係の人が来れない、または支払いができない場合は、引っ越し先へ請求書が送付されますので、郵便局や銀行、またはコンビニエンスストアで支払いを済ませましょう。
引っ越す前に忘れてはいけないこと
電力の引っ越しも完了して、引っ越し前の電気料金計算も終わり、さぁ後は家を出るだけ、と思っていませんか?ここで忘れてほしくないのは、ブレーカーを下げること。下げないと電力を使っているとみなされ、電気代を請求される可能性があります。意外と忘れる人もいるので、忘れずにブレーカーを下げて家を出るようにしましょう。
引越れんらく帳に登録で便利に
「引越れんらく帳」は、引っ越し先の電力会社が今までの管轄外になる場合、事前に登録しておくと便利なサービスです。管轄が同じならば、連絡1本で旧居と新居の手続きが可能ですが、例えば東京から大阪に引っ越す場合、管轄が完全に違いますので、それぞれ手続きをしなければならないのです。そんな時の手続き漏れを防ぐためにこのサービスがあります。
登録の仕方は簡単!
登録する場合は、スマートフォンまたはパソコンから、引っ越し連絡帳と検索すると表示されるので、そこにアクセスすると簡単に登録が完了します。連絡帳に登録しておけば、電力のみならず水道やガス、新聞の購読などを一括で手続きでき手間も省けるので、忙しい人や一つ一つの手続きが面倒な人にもおすすめです。ぜひ活用しましょう。
引っ越しが完了したら
電気の使用方法を確認しましょう
電力会社で引っ越しの手続きを完了させたら、新しい引っ越し先での電気を使用できるようにする必要があります。まずは、家にあるアンペアブレーカーのスイッチを「入」に切り替えましょう。次に、漏電遮断器のスイッチを「入」にし、最後に配線用遮断器のスイッチを「入」にしたら、電気が流れるのです。
電気が使用できるようになったら必ずすること
電気が通ると、次に必ずしなければならないことがあります。それは、電気使用申込書に必要な事項を記入し、ポストに投函することです。この書類というのは賃貸物件の場合、新聞受けやポスト、玄関などに置いてあります。電気使用申込書がない場合は、管轄の電力会社に連絡すると、送付してもらえます。
まとめ
電力の解約手続きから、新居での使用方法まで、しなければいけないことはたくさんあります。解約にしても、新居の契約にしても、時間に余裕をもって下準備しておくことがおすすめです。「引越れんらく帳」という便利なサービスもあるので、フル活用し面倒な手続きを一括解決するのもいいでしょう。電力の手続きをスムーズに移行できるよう、やり方をおさらいしておくといいですね。