一時期、話題沸騰したノンフライヤー。油を使わずに揚げ物料理ができるということで、そのヘルシーさが人気を集めました。今では、家電量販店でも取り扱われており、安価なものも見ることができるようになっています。しかし、まだ最新家電の一つであるため、あまり知られていないノンフライヤーについて、電気代を中心に詳しくご紹介します。
目次
ノンフライヤーって?
ノンフライヤーの特長は?
油を使わずに、鶏の唐揚げやとんかつなどといった揚げ物料理ができるノンフライヤー。ヘルシーであるため、健康に気をつかっている人や、ダイエット中だけど揚げ物は食べたいという人に人気を得ている調理家電です。人間の身体にとってエネルギー源となる油は、ある程度の摂取は必要ですが、摂取のし過ぎは注意をしなければいけないところ。しかし、ノンフライヤーで作った揚げ物料理であれば、安心して食べることができますね。
ノンフライヤーの仕組みは?
ノンフライヤーの仕組みは、200℃程度の超高温の熱風を、高速で循環させて、食材の表面の湿度を下げます。そうすることで、食材から水分が飛び、油を使わなくてもカラッと仕上げることができるのです。また、鶏の唐揚げなどの場合、鶏そのものから油が出てきて自然に揚げ物になります。しかし、パン粉などで包んでいる串カツは、充分な水分が出ずに、パサパサの食感になってしまうことがあるので注意が必要です。
ノンフライヤーの使い方は?
ノンフライヤーの使い方は簡単です。もともと付いている網に食材をセットし、温度と時間を設定するだけ。例えば、フィリップス社のノンフライヤーを使って鶏の唐揚げを作る場合、温度は180℃、時間は12〜13分に設定して、待っているとできあがります。
ノンフライヤーは時短にもなる?
ノンフライヤーは、ヘルシーさと手軽さだけでなく、時短で調理できるという魅力もあります。先ほどもご紹介しましたが、フィリップス社のノンフライヤーで唐揚げを作る場合の調理時間は12〜13分です。揚げ物料理をするには、時間も手間もかかります。それが簡単に、しかも手早くできるノンフライヤーは、忙しい主婦の味方になってくれるでしょう。
ノンフライヤーの電気代は?
フィリップス社
では次に、ノンフライヤーの電気代をご紹介します。鶏の唐揚げを作る時の電気代をメーカー別に見て行きましょう。まず、ノンフライヤーの名前を有名にしたオランダのフィリップス社から。フィリップス社のノンフライヤーの消費電力は1425Whほどです。鶏の唐揚げを作る場合は、180℃で12〜13分使用し、電気代は8.34円かかります。
わがんせ社
わがんせ社のノンフライヤーの消費電力は1200Wほどです。鶏の唐揚げを作る場合は、180℃で15分使用し、電気代は8.1円かかります。
オーブンレンジの電気代と比べると?
ノンフライヤーと同じように、油を使わずに揚げ物を作ることができるオーブンレンジの電気代と比べてみましょう。SHARPのヘルシオは、油を使わずに揚げ物が作れるオーブンレンジの一つです。消費電力は1430Wほど。鶏の唐揚げを作る時に必要な時間は24分程度で、電気代は14.87円かかります。ノンフライヤーの方が時短で調理することができ、さらに電気代も抑えられることが分かりましたね。
ノンフライヤーを使う時の注意点は?
2人分程度に使う
ノンフライヤーは、食材が入る部分が小さいため、一度にできる量は2人分程度でしょう。3人分以上作る場合は、数回に分けて作らないといけないため、その分電気代は加算されます。一度に3人分以上作る場合は、オーブンレンジを使った方が電気代が安く済むので、節約を考えている人は注意してください。
お手入れ方法は?
後片付けまで簡単なのがノンフライヤ—の魅力。揚げ物料理をした後の片付けは、手間だし面倒ですよね。しかし、ノンフライヤーは鍋を取り外すことができます。油を使っていないので油の処理がいらず、簡単に洗うことができるでしょう。さらに食器洗い乾燥機にも対応しています。中にはセラミックコーティングされているものもあるので、長く使うことも可能ですよ。
まとめ
ヘルシーで、電気代は安く、時短調理も可能、そして使い方も簡単という万能な調理家電、ノンフライヤーについてご紹介しました。ノンフライヤーを使えば、面倒な揚げ物料理も気軽に作ることができて、家族にも喜ばれますよね。一度に多くの量を作れないという弱点もありますが、ノンフライヤーの強みを活かして揚げ物料理を楽しみましょう!