海外旅行に何から何まで持っていくべきか悩みますよね。日本で事前に準備しておくべきものや現地でも購入できるものなど、判断に迷います。帰りのお土産のことも考えてスーツケースのスペースを空けておく必要もあるので、かさ張り過ぎるのも良くありません。そこで、海外旅行に持っていくべき持ち物をご紹介します。
目次
貴重品の持ち物
パスポート
海外旅行に行く際はパスポートの有効期限を確認しましょう。渡航先の国によって規定は異なりますが、パスポートの有効期限が滞在日数と合わせて6か月以上である必要があります。また、複数の国を旅行する場合には、訪問先それぞれの規定を確認しましょう。パスポートの更新が必要な場合は更新の手続きに2週間程度かかることを考慮して、渡航前に余裕を持って更新手続きをしておくことをおすすめします。
往復航空券と旅程表
旅行会社から事前に受け取る往復航空券と旅程表も忘れずに持参しましょう。航空券に記載されているローマ字の名前が正しいか確認し、間違いがあれば早めに旅行会社へ連絡することをおすすめします。パスポートに記載された名前と航空券に記載されている名前が違うと、飛行機に搭乗できない場合もあるので、注意してください。また、飛行機の時間や便名の確認のためにも旅程表も持参しましょう。
海外旅行保険
海外旅行先でのトラブルや病気や怪我に備えて、出発前までに海外旅行保険に加入することをおすすめします。ツアー申込の際に旅行会社で申し込める場合が多いので、自分で手続きをする手間が省けます。また、インターネット申込みタイプの海外旅行保険も多く、比較的格安な料金で加入できます。海外旅行保険に加入した場合には、保険証書と緊急時の連絡先を忘れずに持参しましょう。インターネットで申込んだ場合には保険証書が送付されない場合もあるので、申込み内容のプリントアウトを忘れずに行ってください。
ビザ
旅行先の国によっては、日本国籍のパスポート保有者に対して規定の期間内であればビザ免除の国も多いです。しかし、アメリカやオーストラリアなど、観光目的であってもビザ申請手続きが必要な場合があります。ビザ申請手続きはオンラインで簡単に行うことができます。また、ビザ発給までの日数は1週間以内です。渡航前には余裕を持ってビザ申請手続きを行っておきましょう。
現金とクレジットカード
現金は日本出国前に大手銀行の窓口か、空港にて現地通貨に換金しておきましょう。現金は全て現地通貨に換金するのではなく、日本円も少し持っておくと良いでしょう。また、クレジットカードを持参しておくと、現金が足りなくなった場合の支払時に便利です。盗難や紛失の場合も考慮してクレジットカードは2枚持っておくと安心です。
電子機器の持ち物
デジタルカメラ
海外旅行先の美しい風景や美味しい料理など、旅の思い出に写真をたくさん撮りたいですよね。短期間の旅行であっても、1日中カメラを使用していればすぐにバッテリーやメモリーが減るものです。バッテリーはできれば予備を1つ持っていると外出時に突然充電がなくなっても安心です。また、メモリーカードも現地で購入可能ですが、予備を持参することをおすすめします。
携帯電話
スマートフォンであれば、現地の空港やショッピングセンターやホテルにてwifiに接続できることもあるので便利です。外出時にも常にインターネット環境が必要な方は、出国前に空港でwifiルーターをレンタルできます。また、現地で携帯電話やスマートフォンを日本の通信会社に接続して使用すると、高額な利用料が発生する場合があるので、事前に設定を変更しておくことをおすすめします。
海外プラグ変換アダプター
日本で普段使用している電子機器の充電器は海外の電圧に対応しているものが多いので、現地のコンセントの形に合うアダプターがあればそのまま充電器を使うことができます。海外プラグ変換アダプターは、家電量販店などで購入可能です。渡航先の国のコンセントの形を確認して事前に準備しておきましょう。
充電器
携帯電話やデジタルカメラの充電器は短期間の旅行であっても持参することをおすすめします。iPhoneなど世界的にも普及しているメーカーのものであれば、万が一忘れたとしても現地で購入可能ですが、旅行中を快適に過ごすためにも持参することをおすすめします。デジタルカメラの充電器は現地では売っていない場合が多いため、忘れずに持参しましょう。
衛生品や常備薬の持ち物
常備薬
旅行先で急に体調が悪くなった場合のために、日本で日頃服用している市販の薬を持参しましょう。日本と海外では薬の処方内容が異なるため、現地で購入する薬の効き目が強すぎたり体に合わない場合があるので注意しましょう。また、持病や治療中の病気などで服用している薬がある場合、英文の処方箋も持参することをおすすめします。
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズを使用している方は、コンタクトレンズの洗浄液を持参することをおすすめします。現地の薬局でも洗浄液は購入できますが、日本と同じメーカーのものを取り扱っていなかったり、価格が日本より高い場合もあるので、日本で普段使用しているものを持参するのが良いでしょう。
化粧品
女性の方であれば、化粧水や化粧品など日常使い慣れているものを持参することをおすすめします。現地のホテルにあるアメニティや化粧品売り場で売っている化粧品を購入して使用することも可能ですが、日本人の肌に合わない場合もあるので、使い慣れているものを旅行サイズの少量の容器に移し替えて持参すると安心です。
生理用品
日本の生理用品は海外製のものと比べて品質が良いので、女性の方は日本から生理用品を持参することをおすすめします。現地でも購入可能ですが、観光地では売っていないこともあり薬局やスーパーを探す手間が増えるだけでなく、日本よりも品揃えが悪い場合もあるので、持参する方が安心です。
まとめ
海外旅行の際には持ち物を最小限にして、荷物をなるべく少なくしたいという思いもありますが、日本で使い慣れているものを持参する方が滞在中を快適に過ごすことができます。現地で調達可能なものもありますが、薬や化粧品などは日本人に合わない場合もあるので注意しましょう。海外旅行を満喫するために、持ち物を確認して渡航してくださいね。