はじめてクレジットカードを作る。でもどれを選んでいいのか?はじめてだからこそわからないですよね。そこで今回は、はじめてクレジットカードを作る方に向けて、選ぶ際のポイントや注意点、またおすすめのカードまで紹介していきたいと思います。
目次
クレジットカードをはじめて選ぶ際のポイント
年会費で選ぶ
クレジットカードを作る際、年会費というものが存在します。年会費とは、そのクレジットカードを維持するために必要なお金です。選ぶクレジットカードによって年会費は異なり、無料のものから、10,000円前後かかるものまであります。初心者であれば、年会費無料のものがおすすめです。理由は最初だからです。クレジットカードは年齢や、用途に合わせて複数個作ることになるでしょう。そこで最初は、使わなくなる可能性に備えて、無料のものを選んでおいたほうが後々無駄な年会費を払わなくて済みます。
ポイントの還元率で選ぶ
クレジットカードには、ポイント還元率が定められています。例えばポイント還元率1%であれば、100円の買い物をすると1円分がポイントとして還元されるわけです。そのためポイント還元率が高いほうが、貯まるポイントは大きくなります。ただ還元率が高いものは、その分年会費がかかる恐れがあります。年会費無料であれば、ポイント還元率は0.5%〜1%が相場です。そのため年会費無料で、ポイント還元率が1%以上であれば選ぶ価値のあるカードだと思います。
知名度で選ぶ
最後は知名度です。やはり一度は聞いたことがあるような会社のクレジットカードの方が、根拠はないですが、安心感があります。それに初心者の方がクレジットカードを作るとなったとき、CMなどで見聞きしたことのあるクレジットカードが真っ先に候補としてあがるでしょう。実際、クレジットカードは1,000種類以上に及ぶと言われています。その中から選ぶぐらいなら、知名度がある会社に絞ってクレジットカードを選ぶ方が、早く決まるでしょう。
はじめてクレジットカードをつくるときの注意点
クレジットカードの裏面にサインをする
クレジットカードそのものは、記名がなければ誰のものかわかりません。そのため裏に記名がないカードは、例え本人でなくても使用できてしまうわけです。仮に財布ごと盗難にあったり、何かの拍子になくしてしまったりしたら、裏に記名がないクレジットカードは悪用されてしまいます。最悪、悪用しようとした人が記名してもバレないわけですから。それにクレジットカードには盗難保険がついていますが、記名がないクレジットカードは保険の対象外になってしまいます。そのため、届いたカードには必ず記名をしましょう。
支払いを遅延すると、信用情報に登録される
クレジットカードは、現金と比べお金を払っている自覚が薄れるため、ついつい使いすぎてしまう恐れがあります。気付いたら、翌月の請求が大変なことになっていたというのは、初心者が陥ってしまう失敗の一つです。請求が多額になれば、引き落とし口座の残高が足りず、引き落としがされないという事態になります。そして支払いを遅延してしまうと、信用情報機関に登録されます。すぐに登録されるわけではないですが、遅延を繰り返していると登録されてしまいます。
信用情報機関に登録された情報は、他のクレジットカード会社や銀行などにも共有される情報です。そのため、別のクレジットカードが作れなくなったり、車や住宅ローンが組めないといったことも起きてしまうのです。そのため、クレジットカードの支払い遅延を軽く見てはいけません。後々ローンを借りる際の、信用に関わってくるわけですから。クレジットカードを利用することは、個人の信用に関わってくることを念頭に置いた上で、作りましょう。
はじめての方におすすめなクレジットカード
楽天カード
楽天カードはポイント還元率1%・年会費無料・知名度もある、と初心者におすすめの要素が3拍子揃ったカードです。さらに2016年8月現在楽天カードに申し込むと、5,000円相当のポイントが付与されます。はじめての方はもちろん、すでにクレジットカードを持っている方も、一枚は持っておきたいカードです。それに楽天市場でよく買い物する方でしたら、ポイント還元率が4%となります。年会費無料のカードで還元率4%となるのは、楽天カードだけです。
エポスカード
エポスカードは丸井グループのクレジットカードです。マルイのデパートが近くにないという方でも、マルイネット通販なら年4回10%OFFなどの特典を受けることができます。エポスカードは、年会費無料ですが、ポイント還元率は0.5%と楽天カードと比べると見劣りします。ただ飲食店やカラオケ店での利用特典が充実しており、例えばロイヤルホストでの飲食代が10%OFF、レストランカラオケ・シダックスのルーム料金が30%OFFなどの特典を受けることができます。
まとめ
はじめての方がクレジットカードを選ぶ際、年会費無料・ポイント還元率・知名度、この3つが選ぶ基準になってくると思います。特にはじめに作るカードは、いつまで使うのかわからない分、年会費無料のカードを選ぶのがおすすめです。