じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行とKDDI株式会社の共同出資によって設立されたインターネットバンクです。住宅ローンの申し込みに必要な手続きは、全てネット上で完結するので、毎日忙しい人でも気軽に申し込むことが可能となっています。そのほかにも、じぶん銀行の住宅ローンならではのメリットやお得な情報を紹介していきましょう。
目次
住宅ローンの契約にかかる日数は、最短で約10日
基本的に書面での契約書類は不要
連帯保証人を設定するといった特別なローン契約内容でない限り、一般的な住宅ローンの契約はインターネット上の画面入力のみで済ませることができます。書面の作成や捺印、郵送といった手間もかからず、じぶん銀行に口座を持っていれば、必要な情報がそのまま引き継がれるため、最短約10日で住宅ローンの契約が可能です。なお、住宅ローン専用のマイページの中で、仮審査の状況などステータスの確認ができる点もメリットのひとつとして挙げられます。
口座を持っていない人は、若干スケジュールに余裕をもって
じぶん銀行の口座を持っていない場合には、住宅ローン専用の口座を作る前に、円普通預金口座の開設が必要です。口座申し込みフォームへの記入は、ウェブ経由にて3分程度で終えることができます。特に、KDDI株式会社が提供している携帯電話サービスブランド「au(エーユー)」のIDを持っていれば、最大で10項目の入力を省略することも可能です。また、本人確認書類の送付は、アップロード機能を使っておこなえば瞬時に完了でき、最短5営業日でキャッシュカードが手元に届く便利な仕組みとなっています。
住宅ローン契約に伴う無料特典が充実
一般団体信用生命保険の保険料がゼロ
住宅ローンを申し込む際には、一般的に「団体信用生命保険」(通称「団信」)への加入が義務づけられています。ローンの返済途中に、契約者が事故や病気によって死亡したり、重度の障がいを負った場合には、生命保険会社が当人に代わってローン残額の支払いをするための保険制度です。じぶん銀行の住宅ローンでは、ガンや特定の疾病を除く一般的な「団信」の加入料は無料となっています。さらに、万が一「ガン」と診断された場合、ローン残高が半額になる「ガン50%保障団信」の加入料もゼロに設定されています。
返済口座への資金移動が、自動かつ無料でできる
じぶん銀行では、住宅ローンの毎月の返済をスムーズにおこなえるように、給与口座など他の銀行口座からじぶん銀行の住宅ローン口座への資金移動を自動でできるシステムが完備しています。あらかじめ、じぶん銀行の住宅ローン口座から、毎月いくら返済するかを一度登録しておくだけで、そのあとの手続きは特に必要ありません。銀行間の資金移動にかかる手数料は無料で、毎月6日か26日のいずれかの指定日に自動処理をおこなってくれるので便利で安心ですね。
ライフプランに合わせて金利の種類も選べる
基本は「変動金利」か「固定金利特約」の2種類
将来見込まれる年収やライフプランに合わせて、市場金利の動向によって変わる「変動金利」か、一定の金利で返済を続ける「固定金利特約」のいずれかを選ぶことができます。なお、「固定金利特約」プランでは、住宅ローン契約時に選択した一定期間(2年から35年までの8種類)を経過した後には、改めて金利プランを見直し変更することが可能です。したがって、いったん固定金利のプランを選んだ場合であっても、市場金利の動向を見ながら、賢くローンの返済を続けることもできます。
金利の変動リスクを最小限に抑える「ミックス」金利
じぶん銀行では、住宅ローンの全額を2つに分けて、半分を「変動金利」で契約し、残りの半分を「固定金利特約」とする「ミックス」プランを選ぶこともできます。固定金利と変動金利のそれぞれのメリットを最大限に生かしたいと考える方におすすめのプランです。ただし、ローン契約が2本に分かれることから、契約にかかる関連費用が倍になる可能性があります。具体的にかかる経費の金額については、司法書士など専門家のアドバイスを事前に確認しておくと安心です。
まとめ
自宅のパソコンだけで住宅ローンの契約が完了できる「じぶん銀行」では、様々な無料特典もあり、便利さを極めたい方には特におすすめのプランが充実しています。中でも、毎月の返済に必要な資金移動を自動的におこなうことができるシステムは、「うっかり忘れた!」となってしまう心配もなく、日々忙しい人にはうれしいサービスですね。