家計管理

家計管理に関する夫婦のトラブルの解決方法!夫が管理する利点とは?

お金の問題は人生につきものです。結婚後は、夫・妻それぞれのお金の使い方、価値観が異なる場合が多いため、口論の原因となることもあります。家庭によっては家計管理をする担当も夫・妻それぞれ異なっています。今回の記事では夫が家計管理をする利点や欠点についてご紹介します。

どうして夫婦間で家計管理に関する口論が勃発するのか

夫が家計を握る?妻が握る?実際どっちが多いの?

日本では妻が家計管理する場合が多いようです。妻46.1%、夫20.1%という結果です。海外では、夫の小遣い制採用の割合は、米国20%、中国20%、イタリア7%、英国6%と低いのが現実です。外国人が日本人の女性と結婚し、自分が稼いでいるにも関わらず小遣い制にされ、戸惑ったという話も聞きます。海外では男性が家計を管理するという方が一般的のようです。

夫と妻の喧嘩の原因

夫婦がお金のことで喧嘩になる原因とは何でしょうか。それは現金払いかクレジット払いかといった細かい点が喧嘩になっていたとしても、根本原因となっている問題は、たいてい、安心できるか不安かという点です。例えば、妻に細かく出費を尋ねる夫は、妻の家計管理能力を信頼していないという可能性が高いでしょう。また、夫が貯金してくれないという妻は、もしも何かあったら家計が行き詰まるのではないかと不安なのかもしれません。

育った家庭環境の違いが原因となっていることもあります。裕福で苦労したことのない家庭で育った人なら、切羽詰まった状況になったことがないためにお金に対する不安が少ないかもしれません。しかし、家計が切羽詰まった状態になっていた家庭で育った場合は、貯金がしっかりあって、余裕のある状態でないと不安になるかもしれません。

家計管理をうまくする方法

意見の相違を解決する

前述では、夫婦による家計管理に対する考え方の相違が口論の原因となっていることについて触れました。夫が家計管理をしようと妻がしようと、まず、そういった意見の相違に対処することが必要となります。それには5つの方法があります。

1.穏やかに話し合う

1つ目は話し合いです。人間の間の意見の相違を解決する方法の基本は話し合いです。それがなければ前に進みません。穏やかに問題が生じる前に話し合うことが大切です。お互いの生い立ちや家計管理に関する考え方を伝えることができます。また、話し合うときを決めておき、食事中や子供のいるときなどお金のことを持ち出さないときも決めておくことができます。

2.収入について2人が同じ見方をする

話し合ったなら、2番目は収入に関して2人が同じ見方をすることです。妻が仕事をしておらず、夫だけの場合でも2人のお金とみなすことが平和を保つ鍵です。また、お互いに相談せずに使ってよい金額を設定しておきます。それを超えるものを購入する場合は必ず相談するようにします。

3.計画を書く

3番目は、計画を紙などに書くことです。収入と支出を書き、それから予算を組んでまた書きます。それが面倒だと言う人も多いでしょう。その場合は、封筒システムを使うことができます。1週間分のお金をいくつかの封筒に入れます。食費・娯楽費・散髪代といった感じです。どれかのお金が足りなくなると別の封筒から借り、できるだけ早く元に戻すようにします。予算には貯金も入れるようにしましょう。

4.役割分担を決める

4番目は、役割分担を決めることです。夫が管理するか妻が管理するかを決めます。もしくは、分担することもできます。例えば、請求書や少額の出費などは妻が分担し、税金、契約、保険、家賃などは夫が分担するといったようにです。また数か月経ったら見直して調整を図ることもできます。

夫が家計管理をするメリット

夫が家計管理をする点もメリットとは何でしょうか。一般的に男性の方が分析力が高いため、細かい金銭管理ができ、冷静に問題解決することが得意なためスムーズな家計管理ができます。男性は比較的、数字や計算に強い人が多いといわれています。そのため、生活費が一定額に収まる可能性が高いです。また、仕事に行っている時間が長いため、買い物に行く時間が少なく、無駄使いをしにくいと言えます。主婦は夫から与えられた範囲で買うため節約がスムーズです。

まとめ

男性の方が統制力があり責任を持つことが好きですから、ピンチに陥ったときでもヒステリーにならずに、冷静に対応することがしやすいことが多いです。奥さんのストレスを減らしてあげるためにも夫が管理するのもいいかもしれません。
しかし、ここで述べたのは一般論であって、妻の方が数字が得意で分析力、問題解決能力が高いことももちろんあります。やはりそれぞれの夫婦で話し合って、役割分担を決めていくのが大切です。

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