電気代の節約

空気清浄機、24時間運転させたときの電気代ご存知ですか?

花粉、ウイルス、PM2.5、ハウスダストなど、空気中に浮遊している見えない有害物質の清浄、料理やペットのニオイ対策として人気の空気清浄機。24時間できるだけ清潔な空気を吸いたいけど、気になるのは電気代。今日は空気清浄機の仕組みや役割、電気代などについてご紹介します。24時間いくら?1カ月いくら?の疑問にお答えします。

知られざる空気清浄機の中身について

空気清浄機の電気代を知る前に、空気清浄機の中には何が入っているのかを知ることから始めましょう。中の構造を知ると、どこに電気代がかかるのかが見えてきそうです。

空気清浄機の箱の中身は何?

空気清浄機は、センサーでホコリや有害物質を発見すると、お仕事開始。まず第1のフィルターでホコリ、菌を掴み、第2のフィルターでペットや料理臭などを消臭します。メーカーによっては第3のフィルターまで存在し、で0.3?の粒子を99.97%以上でキャッチ。0.1?は、1mmの1,000分の1なので、超微細な粒子ですね。加湿機能付きなら、給水タンク、加湿フィルターも内蔵されています。

空気清浄機の役割や、効果的な置き場所を探して

空気清浄機の役割

四季のある日本は、季節によって空気中の浮遊物や、湿度が変わります。春夏は花粉、黄砂、PM2.5、などをキャッチ。秋冬はインフルエンザをはじめとする怖いウイルスをとらえます。また除湿、加湿機能のある空気清浄機も登場し、梅雨の時期は除湿でカビ菌や結露をブロック、冬場は加湿でウイルスの繁殖を抑えます。静電気の発生も抑えてくれ、冬場によく起こるビリビリが軽減されます!

おすすめの配置場所

空気清浄機は、たっぷりの空気を吸い取れるよう、広めのスペースに置くのが好ましいです。狭いスペースにはめ込むように配置すると気流の流れがうまく利用できずに効果が薄れます。おすすめは、人が出入りする時に気流が起きる出入り口付近と、エアコンによる気流を利用できる空調機の下です。特に花粉でお困りの方は、玄関付近の出入り口に置いて、なるべく室内に花粉を舞い込ませないようにしましょう。

フィルター掃除はこまめに行う

24時間で稼働させると、お手入れの頻度も高くなるのが事実。フィルター事態の交換は、商品改良が進み10年程度しなくてもいいとされていますが、お手入れは1週間〜2週間に1度は行うようにしましょう。ホコリをキャッチするフィルターは、掃除機などで優しく吸い取りましょう。脱臭用のフィルターは特にお手入れは必要ないのでラクチン。給水タンクはぬめりやカビが発生しないように、スポンジで洗いましょう。

フィルター交換を怠るとどうなるの?

フィルター交換をしないとどんなことが起きるのか。ある日を境に、突然部屋がカビくさい!なんてことになるかも。空気をキレイにするはずが、フィルターが汚れ、目詰まりを起こし、カビが発生してしまうのです。もちろん空気中にばらまかれるので、その空気を吸い込むことになります。カビの出どころは、長期間放置した給水タンクや加湿フィルター内から。水垢やぬめりをエサに、予想以上に早くカビがわくので要注意!

本題!空気清浄機の1日あたり、1カ月あたりの電気代はいくら?

部屋中の空気を掃除してくれる空気清浄機はサイズも大きめなので、いかにも電気代がかかってしまいそうな印象ですよね。24時間つけっぱなしにした場合、電気代はいくらかかるのでしょう。そして1カ月で換算すると月にいくらになるのでしょうか。空気清浄機の効果に対する、電気料金とのバランスについて探ってみましょう。

弱〜強で24時間運転させた場合の料金

代表的な2ブランド、シャープとパナソニックで、加湿機能を使用した場合の電気料金をご紹介いたします。シャープの加湿空気清浄機を弱でかけた場合、1日約4.1円かかります。これを中運転にしたら、1日約15円。強の場合は、1日約29円という計算になりました。パナソニックの加湿空気清浄は1日あたり、弱で約5円、中で約7円、強で約31円の電気代です。かなりお安い印象を受ける方も多いのでは?

1カ月つけっぱなしにしたときの電気代

1カ月つけっぱなしにした場合を電気料金を見てみましょう。シャープの加湿空気清浄機を、1カ月31日計算で算出してみました。弱運転で約126円、中運転で476円、強運転で約900円。パナソニックも同様に計算してみましたところ、弱運転で約148円、中運転で223円、強運転で約967円という結果でした。

電気代の比較をおえてみて

1日あたり、1カ月あたりの電気代をご覧になって、いかがでしたでしょうか。実際、強運転で24時間稼働させることはないので、中運転の電気代が想像するに現実的なようです。家に不在のときに、お部屋の空気をキレイに掃除してくれ、帰宅の際に外から持ち込んだ花粉や有害物質、菌やホコリを強力モードで除去してくれる、これが効果的な使い方です。自動運転機能を上手に使い、24時間運転させましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。空気清浄機の中身や仕組み、1日あたりの電気代や1カ月あたりの電気代などをざっくりとご紹介しました。最近では空気中の汚れだけでなく、蚊まで取ってくれる空気清浄機まで登場して、多方面から人々の快適生活を支えてくれるようになりました。より効果的に、適切に、経済的に利用するためにも、電気料金の把握や、機械の手入れは不可欠です。クリーンな空気を吸いながら、快適な空間を目指しましょう。

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