電気代の節約

アンペア数の変更で電気代を節約できる!?

電気料金の基本料金は、アンペア数により異なっています。「アンペア数とは何なのか」、「今のアンペア数が適正かどうか判断するには」など、電気料金とアンペア数の関係についてご紹介します。

アンペアとは何なのか?

電気の流れる量を表しています

アンペアは、「電気の流れる量」を表します。わかりやすくいうと、家庭で使う電気において、一度にどのくらいの電流の量を流すか設定するときに使用する単位のことです。

例えば、10Aであれば小川、40Aであれば少し大きめな川、60Aであれば大きな川とイメージすればわかりやすいでしょう。電気機器を使用した分だけ、川を流れる水量が増えます。川の大きさ分しか水を流すことができず、それ以上の水を流そうとするとブレーカーが落ちるというイメージになります。

使用量はkWhとなっているけれど?

「電気ご使用量のお知らせ」の紙を見ると、「ご契約」欄がアンペア表示となっていて、「ご使用量」はkWh表示となっています。アンペアは一度に流れる電気の量を表しているに過ぎませんが、Whは電力量を表しています。電力量は、電力(W)に使用時間(h)を掛け合わせて算出されます。

例えば200Wの電気機器を5時間使用したら200×5=1000となり1000Wh、つまり1kWh使用したということになります。1ヶ月に使用した電力全てと使用時間が算出された値ということです。

「電気ご使用量のお知らせ」でアンペア数をチェックしよう

分電盤のブレーカーでもチェックできます

アンペア数を意識したことがないという人も多いことでしょう。電力会社から送られてくる「電気ご使用量のお知らせ」を見てみると、「ご契約」の部分にアンペア数が記載されていますが、手元に電気ご使用量のお知らせがない場合でも、家の分電盤にアンペアブレーカーがあれば、上部に記載されていることもあります。記載がなくても、ブレーカーの色で判断することが可能です。電力会社によって色が変わります。

東京電力と北海道電力の例でご紹介します。

【アンペア数:東京電力:北海道電力】
・10A:赤色:黒色
・15A:桃色:黄色
・20A:黄色:青色
・30A:緑色:赤色
・40A:灰色:灰色
・50A:茶色:茶色
・60A:紫色:紫色

アンペア数による基本料金の違い

電気代の基本料金は、使用量に関わらず一定の金額を継続して払う部分の料金となります。東京電力を例にご紹介します。(2016年7月時点)
40Aを30Aに変更した場合の年間節約額です。
・40Aで契約した場合の基本料金(月額):1,123.2円
・30Aで契約した場合の基本料金(月額):842.4円
年間で計算すると、下記のような差額が発生します。
(1,123.2—842.4)×12=約3,370円

ちなみに、アンペア数毎の基本料金は電力会社によって異なります。東京電力と北海道電力の例でご紹介します。

【アンペア数:東京電力:北海道電力】
・10A:280.80円:334.80円
・15A:421.20円:502.20円
・20A:561.60円:669.60円
・30A:842.40円:1,004.40円
・40A:1,123.20円:1,339.20円
・50A:1,404.00円:1,674.00円
・60A:1,684.80円:2,008.80円

適正なアンペア数の決めるためには

年間で最も電気を使用するときを基準に設定する

アンペア数は、月毎に変更するような仕組みになっていません。年間契約とされていますから、夏や冬など、最も電気を使用するときを想定して決定することになります。例えば、春や秋など暖房器具や冷房機器を使用しないときでも、夏や冬に合わせた基本料金を払うことになっています。

具体的な計算イメージ

東京電力で示されている電気機器のアンペア数値例を参考に4人家族の例で算出しています。それぞれの家庭において変わりますから、目安としてみてください。このときは「同時に使用する可能性のある電気機器アンペアを全て合計してみる」ことが大切です。

エアコン冷房5.8A×2=11.6A
テレビ(プラズマ42型)4.9A
冷蔵庫2.5A
電子レンジ15A

ここまでの合計で既に34Aです。下記のような機器を使用する場合は、電子レンジを使う時間とのバランスを考えることが必要かもしれません。例えば、ヘアードライヤーと食器洗い乾燥機を合わせて使用するだけでも、59Aになってしまいます。アンペア数を低い基準に設定するためには、電気機器を同じ時間に使用しないという工夫が必要になります。

IHジャー炊飯器(炊飯時)13A
ヘアードライヤー12A

変更するときは工事が必要な場合も

アンペア数は簡単に無料で変更できる場合も多いのですが、工事が必要となった場合は別途工事料金のかかることもあります。工事料金は設備変更内容によって変わります。また、年間契約のため一度変更すると1年間そのアンペアを使用することになります。

まとめ

アンペア数の見直しは有効な節約方法の一つ、電気を「一度にどのくらい使用することができるか」を想定して設定するのが、アンペア数です。ブレーカーが度々落ちるような設定にしてしまうと大変ですが、時間をずらしても大丈夫な電気機器を見極めてアンペア数を下げれば、年間の電気代を節約することができます。光熱費の節約方法の一つとして、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

家計の見直しはプロへの無料相談がおすすめ
LIFULL保険相談

保険のプロからアドバイスをうけることで、医療保険、がん保険、学資保険、介護保険、個人年金保険など、保険料の大幅に減額や、ライフプランの見直しが可能です。

日本生命保険相互会社のグループ会社である株式会社LHLが運営する保険相談ニアエルでは、テレビCMでお馴染の「保険見直し本舗、保険クリニック、みつばち保険、保険ほっとライン、ほけん百花、保険ひろば」など業界最大の全国1,200店舗以上の保険ショップと提携し無料保険相談の予約ができます。お近くの店舗を探してみてください。

近くの保険ショップを探す