電気代の節約

意外にかかる!?固定電話の電気代と節約法

生活の変化によって、携帯電話だけを持つ家庭も多くなっていますが、事業や信用のために固定電話を持つ人もまだまだ少なくありません。では、実際のところ電気代はどのくらいかかるのでしょうか。そこで、固定電話の電気代と節約術についてご紹介します。

固定電話にかかる電気代は?

固定電話と待機電力

固定電話の電気代は、使用頻度によって変わってきますが、それよりも気になるのが待機電力です。待機電力とは、たとえ機器の電源が切れた状態であっても、電源プラグが差し込まれていれば、消費される電力のことです。固定電話を設置しているということは、いつ電話がくるか分からないわけですから、電源プラグを抜いて使用するということは考えにくいわけです。そのため、電話の頻度が少なくても、勝手に電力が消費されてしまいます。

意外にかかる固定電話の待機電力

「待機電力なんてほんのわずかだろう」と侮ってはいけません。資源エネルギー庁の調べでは、待機電力だけでも全体の電気代の6%を占めていることが分かっています。これは、年間の電気代が100,000円だった場合、6,000円ということです。しかも、固定電話代は、ガス温水器、エアコンに次いで、待機電力が多いとされる家電です。固定電話の待機電力だけでも、年間600円前後の電気代がかかります。

固定電話代を節約するには

バックライトを調整する

気になる固定電話の待機電力ですが、ちょっとした工夫で削減することが可能です。まず、節電対策で行いたいのが、バックライトの調整です。バックライトの調整は、液晶部分はもちろん、ダイヤルキーの部分もです。これらバックライトの調整ができる機種であれば、見える範囲で、薄くもしくはオフにするなどして、対策を行いましょう。

子機を利用しない

固定電話の場合、親機といわれる固定電話本体のほかに、携帯タイプで充電型の子機がついていることもあります。この場合、思い切って、子機を利用しないというのも1つの方法です。子機をなくして、親機だけにすることによって、子機にかかる待機電力を削減することができ、電気代を抑えることができます。

省エネモードを活用する

固定電話の種類によっては、省エネモードを搭載しているものもあります。省エネモードとは、使用しない時間に液晶をオフにしたりするなど、主に待機時に活躍する機能です。省エネモードが設定できる機種であれば、設定しておいた方がお得になります。

外部電源不要の機器に変える

固定電話機の中には、外部電源不要のものも存在します。外部電源不要の固定電話機とは、電源プラグに差し込む必要のないものです。電源タイプのものと比べて機能的にやや劣っている電話機ですが、電話回線より直接電力が供給されるため、電話代について気にする必要がなくなります。シンプルに電話の機能だけで十分という方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?

安いプランを活用してみる

そもそもの費用を抑える

電気代とは少し異なりますが、固定電話にかかるそもそもの費用を抑えられれば、固定電話の待機電力分の費用をカットすることも可能です。固定電話を提供しているauやソフトバンクなどの携帯電話会社では、固定電話にインターネットか携帯電話をセット使用するプランがあります。

具体的にどんなプランがあるの?

例えば、「auスマートバリュー」が固定電話代を抑えたい場合、auの携帯電話やインターネット、固定電話を利用すれば、通常の利用時より最大で毎月2,000円を安くすることができます。ソフトバンクやケーブルテレビなど、さまざまな会社でこうしたパックプランは実施されているので、全て利用する場合は、費用を抑える1つの方法として、検討してみると良いでしょう。

電力自由化で電力とのコラボも?

また、携帯電話会社などでは、auスマートバリューなどのようなプランと2016年4月から始まった電力自由化をコラボさせたサービスを実施しています。固定電話にかかる費用を抑えるのであれば、電力自由化を活かして、電気料金とともに自分に合ったプランを見つけるのも1つの方法かもしれません。

まとめ

固定電話における電話代を見直すなら、まずは待機電力から見直しましょう。家電の中でも待機電力がかかる機器なので、設定を見直すことから始めてみましょう。また、電気代だけでなく、全体的な節約を考えているのであれば、お得なプランへの加入なども視野に入れてみると、固定電話代をより安く使用することができます。

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