焼き肉、ホットケーキ、お好み焼きなど、さまざまな料理に使える電気プレート。子どもが多い家庭や大人数でパーティをする時などにも重宝されていますよね。この電気プレートを使う際、電気代はどのくらいかかっているのか考えたことはありますか?今回は、便利な電気プレートの電気代についてご紹介します。
目次
まずは電気プレートについて知っておこう
電気プレートの種類
家電量販店やスーパーにも置いてある電気プレート、今では1万円以内のものやコンパクトサイズのものもあり、気軽に買うことができます。この電気プレートには、いくつか種類があるのをご存知ですか?加熱方式とプレートの形でタイプが分かれているので、これから詳しくご紹介します。
加熱方式は2タイプ
電気プレートには、電気ヒーターで加熱するタイプと、IH方式でプレート全体が発熱するタイプがあります。比較的お手頃な価格の電気プレートは、電気ヒータータイプです。このタイプは、ヒーターに面しているプレートの中央部分は温まりやすいですが、隅までは熱が伝わりにくいという特徴があります。それに比べてIH方式の電気プレートは、熱効率が良いので、素早く調理ができ、温度を一定に保って調理ができる特徴があります。
プレートの形は3タイプ
電気プレートの形は3タイプあります。まずは、一番多くみられるのが角型のプレート。長方形で一般的な電気プレートです。プレート部分が広いので、焼き肉パーティなど大人数で使う際に適しています。次は、かわいらしい楕円型の電気プレート。四隅が丸型になっているので、角型のプレートより熱効率が良いのが特徴です。最後は丸型の電気プレート。2〜3人で使うにはちょうどいいサイズの電気プレートです。
気になる電気プレートの電気代はどのくらい?
象印マホービンの電気プレート「EA-DD10」
では、気になる電気プレートの電気代をメーカーと機種別にご紹介します。まずは、象印マホービンの電気プレート「EA-DD10」。こちらは、消費電力が1,350Wで、電力量の料金1kwを27円で計算すると、1時間使用した時の電気代は36.45円になります。
タイガー魔法瓶のIHの電気プレート「CRX−A100」
次は、タイガー魔法瓶の電気プレート「CRC-B100」。こちらの消費電力は1,200Wです。電力量の料金1kwを27円で計算すると、1時間使用した時の電気代は32.4円になります。象印マホービンの電気プレート「EA-DD10」と比べると、消費電力に150Wの差がありますが、1時間の調理では、4円程度の電気代の差にしかなりませんね。
タイガー魔法瓶のIHの電気プレート「CRX−A100」
同じタイガー魔法瓶の電気プレートですが、IH方式のものをご紹介します。こちらは本物の陶板プレートを使っているので、優れた遠赤効果があります。そして、消費電力が少ないことが特徴です。消費電力は700W、電力量の料金1kwを27円で計算すると、1時間使用すると電気代は18.9円です。ヒータータイプの電気プレートと比べると、かなりの差があることが分かります。
電気プレートの電気代を節約する方法は?
電気プレートを使う際は、その料理に適した温度設定と時間があるので、電気代を節約するには、少し難しいかもしれません。しかし、今からご紹介する2つのポイントを頭に入れておくと、節約に繋げることができるかもしれません。
消費電力を抑える
まず1つ目のポイントは、消費電力を抑えるやり方。消費電力を抑えるには、調理する時の温度を下げることが必要です。しかし、極端に低い温度で調理すると、おいしく出来上がらないだけでなく、調理に時間がかかるので、返って電気代がかかることになるので注意してください。
使う時間を短くする
もう1つの節約方法は、電気プレートを使う時間を短くすることです。初めに高温に設定して調理をし、十分に火が通ったら、すぐに保温設定に切り替えましょう。電力を無駄に使わないようにすることを心がけてください。また、IHタイプはヒータータイプに比べて高価ですが、電気代を考えるとお得です。頻繁に利用する人は、こちらを使う方が電気代の節約にはなるでしょう。
まとめ
電気プレートの電気代について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?火を使わずに調理できる電気プレートは、いろんなシーンで使えます。電気代の節約を少し考えながら、食卓を囲んで家族みんなで楽しめる電気プレートを賢く使いましょう。料理のレパートリーを増やすことができるかもしれません。