忙しい朝の朝食作りには欠かせない家電といえば、「オーブントースター」。朝食はパン派という人が増え、毎日「オーブントースター」を使用している人もいるようです。では、その「オーブントースター」は1度の使用でどのくらい電気代がかかっているかご存知ですか?今回は「オーブントースター」の電気代をご紹介します。
目次
まずは「オーブントースター」について知っておこう
「オーブントースター」と「オーブン」の違いは?
「オーブントースター」と同じような役割を持つ家電に「オーブン」がありますが、この2つの違いを知っていますか?「オーブントースター」は、直接火を当てて調理する家電です。グラタンやトーストなど、焦げ目を付けた方がいい料理に使われます。「オーブン」は、庫内の温度を上昇させて料理に火を通すので、直接火は当たっていません。そのため、長時間「オーブン」に入れても焦げにくい特徴があります。
「オーブントースター」を使う時の注意点
便利な「オーブントースター」ですが、使う時は注意点を守ることが必要です。まず、タイマーの機能が15分まであるもので、16分以上調理する際は、つまみをもう一度回さなければいけません。また「オーブントースター」は、短時間で高温にして焼き上げるので、使う時は目を離さないようにしましょう。冷凍食品を調理する際は、「オーブントースター用」と記載があるかを確認することも必要です。
「オーブントースター」以外のトースター
トースターには「オーブントースター」以外にも種類があります。ドラマや映画の朝食シーンで、パンを焼く時によく見られる「ポップアップタイプ」のトースター。焼けると「ポンッ」とトーストが飛び出してきます。もう一つは、「ホットサンドタイプ」のトースター。パンとパンの間に野菜やチーズやチキンなどの具材を挟んだホットサンドを作るトースターです。中に熱を閉じ込めるので、ジューシーなサンドイッチができます。
気になる「オーブントースター」の電気代は?
トースト1枚焼く場合の電気代は?
「オーブントースター」には、上下に遠赤外線のヒーターが設置されています。そして調理部分の広さは、トースト2枚分ほどです。電力量の料金1kWhあたり27円として計算すると、消費電力1,200Wで1分使うと0.55円、5分使うと2.69円、10分使うと5.5円となり、その安さが分かりますね。トーストは、だいたい2〜3分で焼けるので、電気代は2円もかかっていないことになります。
消費電力別の電気代は?
料理によって消費電力を選べる「オーブントースター」が増えています。消費電力を変えた時、電気代はどのくらい変わるのでしょうか。ある調査では、消費電力1,200Wで10分使用した場合、電気代は約3.4円です。消費電力300Wで10分使用した場合、約1.4円という結果になりました。グラタンに焦げ目を付けたい時は、消費電力が高い方で、短時間で使用した方が良いです。料理に合わせて上手に使い分けてください。
他のタイプのトースターの電気代は?
「ポップアップタイプ」のトースターの電気代
「ポップアップタイプ」のトースターは、高さが2.4?までの山形のトーストが1枚、角型のトーストは2枚入ります。焼き色を調整できる機能や追加焼きの機能があります。消費電力950Wで、使用時間2分の電気代は0.86円。「オーブントースター」より安くトーストを焼くことができます。この「ポップアップタイプ」は、冷凍したトーストも焼くことができるので、朝食は毎日パンという人は持っていると活躍しそうです。
「ホットサンドタイプ」のトースターの電気代
「ホットサンドタイプ」のトースターは、ワッフル用のプレートとホットサンド用のプレートがセットになっているものが一般的です。その他にも、別売りではありますが、ドーナツ用のプレートやパニーニ用のプレート、パンケーキ用のプレートなどがあります。お子さんがいる家庭には喜ばれること間違いなしですね。この「ホットサンドタイプ」のトースターは、消費電力が900W、使用時間4分で、電気代は1.62円です。
まとめ
朝食作りには欠かせない「オーブントースター」についてご紹介しましたが、その電気代の安さを感じていただけましたか?電気代が安いだけでなく、待機電力もない家電なので、一家に一台あると便利です。「オーブントースター」を上手に活用して、忙しい朝の時間に余裕を作りましょう。