インターネットショッピングでもお馴染みの楽天グループが運営する格安SIM「楽天モバイル」は、格安SIMを取り扱うMVNOの中でも人気の高いブランドです。
MMD研究所発表した2016年9月末の「メインで利用している格安SIMサービス」として、楽天モバイルが1位になっており、格安SIM業界の中でもシェアが高いです。
楽天モバイルは5分間通話かけ放題オプションや楽天サービスとの連携など魅力がたっぷり!
楽天モバイルのおすすめポイントや注意点など徹底解説します。
目次
- 楽天モバイルの主な特長
- 楽天モバイルの料金プラン
- 楽天モバイルのおすすめポイント
- セット端末ラインナップが豊富で選択肢が多い
- 楽天サービスとの連携で楽天ポイントをお得に活用
- 5分かけ放題オプションで通話料がお得
- 通信速度が速く快適に利用できる
- 初月基本料金が無料などお得なキャンペーンが多い
- 050データSIMなら音声通話SIMでなくても通話可能
- プリペイドSIMがあるので気軽にサービスを試せる
- 3日間連続使用による通信速度制限が撤廃され使い放題
- 余ったデータ通信量は翌月繰り越しできる
- ドコモ版のSIMロック端末でもそのまま使える
- 端末保証オプションも充実し持ち込み端末も保証可
- 月々の料金支払いで口座振替を選択できる
- 楽天モバイルでもデザリングは可能
- キャンペーン適用しないデータSIMでは解約手数料がかからない
- 専用アプリでデータ通信量を管理可能
- 楽天モバイルの注意点
- 楽天モバイルの通信速度や使い心地は?
- 楽天モバイルの対応端末や契約する方法は?
- こんな人には楽天モバイルがオススメ!
楽天モバイルの主な特長
楽天モバイルの主な特長について解説します。
セット端末の種類が豊富
楽天モバイルのタブレットとスマートフォンには多彩なラインアップがあります。
2017年2月時点で、スマートフォン端末が13機種、2つ折りケータイ端末が1機種、タブレット端末が5機種、モバイルルーターが1機種で、計20機種もの取り扱いがあります。
この取り扱い端末の数は、他社MVNOと比べても最大級の取り扱い数となっていて、ユーザーとしては幅広いラインナップから用途や予算に応じた端末を選択できるので、大きいメリットとなります。
また、これら豊富な楽天モバイル端末と月額基本料・5分間かけ放題が全てセットになった「コミコミプラン」は、月間データ容量が2GB選択時に1880円で利用できるなど、かなりお得なプランが用意されています。
楽天サービスと連携で楽天会員ならさらにお得に
楽天モバイルは、インターネットショッピングで大手の楽天グループが運営する格安SIMです。
楽天サービスと言えば、やはり「ポイント」ですよね!
楽天会員であれば楽天各種サービスとの連携により、楽天モバイル利用金額に応じて楽天ポイントが付与、通話SIMであれば楽天市場での買い物がポイント2倍、端末購入金額等の支払時に楽天ポイント払いをすることが可能です。
楽天グループならではのサービスなので、他社にはない特長的な部分といえます。
楽天モバイルの料金プラン

ここでは、楽天モバイルの料金プランについて解説します。
現在、楽天モバイルには、大きく分けて2つの料金プランがあります。
1つは通常どおり、月間のデータ容量とSIM種類ごとに毎月の利用料金を支払うプランです。
もう1つのプランは、月額基本料とスマホ本体代金と5分かけ放題が全てセットになったコミコミプランです。
楽天モバイル料金プラン一覧
各プランのデータ容量とSIMタイプ別の月額料金は以下のとおりです。
【通常プラン】
プラン名 |
データSIM |
050データSIM |
通話SIM |
ベーシックプラン (200kbps低速通信) |
525円 |
645円 |
1,250円 |
3.1GBプラン |
900円 |
1,020円 |
1,600円 |
5GBプラン |
1,450円 |
1,570円 |
2,150円 |
10GBプラン |
2,260円 |
2,380円 |
2,960円 |
20GBプラン |
4,050円 |
4,170円 |
4,750円 |
30GBプラン |
5,450円 |
5,520円 |
6,150円 |
楽天モバイルの通常の料金プランですが、選べるデータ容量は比較的少なめです。
高速通信で利用できる月間データの最低容量は3.1GBプランからです。続いて、5GB,10GB,大容量プランの20GB,30GBまで続きます。
ベーシックプランは一番最安値のプランになりますが、通信速度が200kbpsに制限されるのでLTE回線の高速通信は利用できないので注意が必要です。
【コミコミプラン】
プラン名 |
データ 容量 |
対象機種 |
5分 かけ放題 |
月額料金 |
コミコミプランS |
2GB |
Zenfone Go Zenfone 2 Laser ZTE BLADE |
○ |
1年目:1,880円 2年目:2,980円 3年目:2,446円 |
コミコミプランM |
2GB |
AQUOS SH-M04 AQUOS SH-RM02 HUAWEI P9 lite |
○ |
1年目:2,480円 2年目:3,480円 3年目:2,230円 |
コミコミプランL |
4GB |
arrows M03 Zenfone 3 |
○ |
1年目:2,980円 2年目:3,980円 3年目:2,613円 |
コミコミプランLL |
4GB |
HUAWEI honor 8 |
○ |
1年目:3,480円 2年目:4,480円 3年目:2,696円 |
通常のプランとは違い、データ容量+スマホ端末代金+5分かけ放題オプションがセットになったのがコミコミプランです。
コミコミプランは、データ容量やスマホ端末など、選択の範囲に制限があるものの、5分かけ放題オプションまでセットになった大変お得なプランになっています。
特に、1年目の通信料金はかなり安く設定されています。2年目以降は、1年目に比べて毎月1,000円高くなります。3年目からは端末の残債金がなくなるので、2年目よりは通信料金が安くなります。
通話が多い方や、格安SIMを使用できる端末を持っていない人が初めて利用する場合など、手っ取り早く申込みたい場合にオススメです。
楽天モバイル料金プランの詳細事項
次に、楽天モバイルでの料金プランの詳細や諸事項について以下まとめました。
通話料金 |
30秒/20円 |
回線種類 |
ドコモ回線 |
||
SMS料金 |
SMS受信料:無料 国内送信:3円〜30円/通 海外へ送信:50円〜500円/通 海外で送信:100円/通 |
セット端末 |
取り扱いあり |
||
データ通信量の 翌月繰越 |
あり |
データ 容量の 追加 |
100MB→500円 500MB→550円 1GB→980円 |
||
初期契約手数料 |
3,394円 |
SIMカード 発行手数料 |
– (初期契約手数料に込み) |
||
最低利用期間 |
【通話SIM】 【データSIM,050データSIM】 一部のキャンペーン利用時のみ6ヶ月以内の解約で9,800円 |
MNP |
3,000円 |
||
SIMカード サイズ変更 |
3,000円 |
通信 速度制限 |
設定容量超過時のみ200kbps低速通信に制限 (3日間利用制限は設定なし) |
||
セキュリティ |
オプションあり |
テザリング |
○ |
||
端末保証 |
オプションあり |
申込可能 回線数 |
5契約まで |
||
キャンペーンなど |
・利用開始初月は月額基本料無料 など |
楽天モバイルのおすすめポイント

楽天モバイルの料金について解説したところで、ここからは楽天モバイルのおすすめポイントについて紹介します。
セット端末ラインナップが豊富で選択肢が多い
冒頭で述べたように、楽天モバイルではセット端末の種類がかなり多いです。
そのラインナップは、値段が格安で手に入る基本モデルから、高性能な機能を多数そろえたハイエンド端末までさまざま。
例えばスマートフォンでは、防水性に優れ衝撃に強い機種・防水に優れコンパクトボディの機種・手ぶれ補正がありきれいな写真が撮れる機種・指紋センサー搭載の機種・大画面大容量バッテリーの機種・ウインドウズOS搭載の機種など様々です。
本記事執筆時点で、楽天モバイルで取り扱いされている端末名は以下のとおり。
【スマートフォン 13機種】
・ASUS ZenFone 3 Max
・HUAWEI Mate9
・HUAWEI honor 8
・SHARP SH-M04
・ASUS ZenFone 3
・FUJITSU arrows M03
・SHARP AQUOS mini SH-03
・ZTE BLADE E01
・HUAWEI P9k lite
・ASUS ZenFone Go
・SHARP AQUOS SH-RM02
・FUJITSU arrows RM02/M02
・VAIO Phone Biz
(順不同)
【2つ折りケータイ 1機種】
・SHARP AQUOSケータイSH-N01
【タブレット 5機種】
・HUAWEI MediaPad M3
・HUAWEI MediaPad T1 7.0 LTE
・HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro
・ASUS ZenPad 10(Z300CNL)
・HUAWEI MediaPad M2 8.0
(順不同)
【モバイルルーター 1機種】
・Aterm MR05LN
取り扱い機種は全部で20機種にも及びます。ここまで取り扱い端末の数が多いのは他社にはない特長といえます。
価格重視の格安端末から高性能モデルまで様々な端末が取り扱いされているので、多様なユーザーのニーズに答えるような端末がきっと見つかると思います。
格安SIMを挿して使える端末自体を持っていないという人にはまさにオススメです。
また、iPhoneなど手持ちの端末にSIMカードを挿して使う場合には、SIMカードのみ契約して利用することが可能です。使用できるかどうかについては、楽天モバイル公式の「動作確認済み端末」を必ず確認してください。
楽天サービスとの連携で楽天ポイントをお得に活用

これも冒頭で述べていますが、楽天モバイルは楽天グループが運営している格安SIMなので、本家ともいえる楽天サービスとの連携で楽天ポイントを貯めたり、支払いに使用したりと、お得に活用することができます。
楽天ポイントを貯めたり使用したりと、活用できるケースは以下のような場合が挙げられます。
- 毎月の支払い金額の1%分が楽天ポイントとして貯まる(全SIMタイプ対象)
- スーパーポイントアッププログラム対象となり、楽天市場の全商品がポイント2倍(通話SIM契約のみ)
- セット販売端末代金の支払い、アクセサリーの購入、月々の料金を楽天ポイントで支払い可能
- 所持している端末の中古買取で、対象機種に最大4,000ポイントプレゼント+1%ポイント還元(通話SIM契約のみ)
楽天会員であれば見逃せないものばかりです。
特に、楽天モバイルを使用しているだけで常にポイントが貯まり、買い物時のポイントがずっと2倍になるので、楽天ポイントが貯まるスピードもかなり速くなります。
楽天モバイルの利用で楽天ポイントをこれだけ便利に活用することができます。
5分かけ放題オプションで通話料がお得
格安SIMは30秒/20円という高い通話料設定なので、通話が多いユーザーは心配になりますよね。
通話利用が多い場合は5分かけ放題オプションがオススメです。
通話料がお得になる「楽天でんわ」というアプリ経由した1回あたり5分以内の通話が無料になります。月額利用料金は850円です。
通常の通話料金は30秒ごとに20円かかるので、約22分通話すると5分かけ放題オプションの料金を超えてしまいます。
月間で22分以上会話をする場合は5分かけ放題オプションに申し込んだ方がお得になります。
さらに、5分以降も通話料が30秒ごとに10円で、オプション未加入の場合に比べて半額になります。色々な人に電話をかける人やメールが苦手な人にとっては大変嬉しいサービスです。
通信速度が速く快適に利用できる
格安SIMのネックとも言うべき「通信速度」ですが、楽天モバイルの通信速度はMVNO他社に比べ比較的速い値が出ています。
通信が混雑する時間帯でも、下りダウンロードで20Mbps程度出ているので、快適に通信することが可能となっています。
初月基本料金が無料などお得なキャンペーンが多い
楽天モバイルの特徴としてあげられるのが、お得な特典やキャンペーンがたくさんあることです。
初月の利用料金は無料という特典に始まり、端末が最大10,000円以上も割引きになるキャンペーン、2枚目の月額基本料金が最大1年間無料になるキャンペーン、楽天モバイルの人気オプションが最大2ヶ月間無料になるキャンペーン、通話SIMと5分かけ放題オプション同時申込みで5000ポイントもらえるキャンペーンなど、さまざまです。
このようなユーザーがお得になるキャンペーンが豊富な楽天モバイルはお得に申し込めるので、特に初めてのユーザーであればメリットは多いと思います。
050データSIMなら音声通話SIMでなくても通話可能
通常データSIMであれば音声通話はできませんが、楽天モバイルの「050データSIM」であればインターネット回線を利用したIP電話で通話することが可能となります。
SMS付きデータSIMである「050データSIM」では、050のIP電話番号が付与されます。これは楽天グループであるViberとの連携サービスによるもの。
通話料は固定電話宛が3.05円/分、携帯電話宛が9.98円/分となっていて、通話料が大変お得なプランです。
月額利用料は無料で、データSIMに+120円してSMS付きの050データSIMにすれば、使用することができます。
通常データSIMであれば音声通話はできませんが、050データSIMであれば、インターネット回線を利用したIP電話で通話することが可能となります。
プリペイドSIMがあるので気軽にサービスを試せる
楽天モバイルにはプリペイドSIMの取り扱いがあります。
初めて格安SIMに乗り換えようとする人の中には、楽天モバイルでの電波状況や通信速度に不安を持つ方もいると思います。
プリペイドSIMは契約不要な短期利用者向けのSIMカードになので、気軽に楽天モバイルのサービスを試すことができます。「1ヶ月だけ通信契約を結びたい」という場合にも便利です。
楽天モバイルのプリペイドSIMは、以下のような料金となっています。
データ容量 |
有効期間 |
金額 |
SIM種別 |
リチャージ |
1GB |
30日間 |
2,980円 |
データSIMのみ |
・500MB:30日間1,500円 ・2GB:90日間 3,000円 |
2GB |
90日間 |
3,980円 |
楽天モバイルのプリペイドSIMは2タイプあります。
データ容量が1GBで有効期間30日間のもの、データ容量が2GBで有効期間90日間のものです。
SIMサイズは標準/micro/nanoと全て揃っていますが、SIM種別はデータ通信のみのSIMとなるので注意が必要です。
容量が足りなくなった場合はリチャージができますが、料金設定は高めなので余りオススメできません。
初回利用分で楽天モバイル試して気に入った段階で本契約すると良いでしょう。
3日間連続使用による通信速度制限が撤廃され使い放題
2017年2月まで、楽天モバイルではデータ通信の連続使用による通信速度制限が実施されていました。
ユーザーにとっては少々厄介な通信速度制限が、2017年3月より撤廃されます。
よって3日間でのデータ通信量による制限は一切なくなるので、3日間でどれだけ使っても、低速通信になるような速度制限を受けません。実質的に使い放題となります。
3日間でのデータ通信量が一定量を超過すると200kbpsに制限されますというものです。
余ったデータ通信量は翌月繰り越しできる
毎月の余ったデータ通信量は、翌月にそのまま繰り越され翌月末まで使用できます。さらに翌月は、繰り越されたデータ通信量から優先的に消費されるので、データ通信量を余すこと無く無駄なく使用することが可能です。
ドコモ版のSIMロック端末でもそのまま使える
大手キャリアで使っている端末は、キャリアごとにSIMロックと呼ばれる鍵のようなものがかけられています。
通常、SIMロックがかかった端末を他社通信回線で利用したい場合には、端末のSIMロックを解除する必要がでてきます。
楽天モバイルの場合は、ドコモ回線を利用したMVNOなので、ドコモ版のSIMロックがかかった端末であっても、そのままSIMを差し替えるだけで使用可能です。
ドコモ版のSIMロックがかかった状態でも使えるかどうかを判定するには、楽天モバイル公式ページの「動作確認済み端末」というページで確認してください。
端末保証オプションも充実し持ち込み端末も保証可
スマートフォン端末は高価なものが多いのですが、破損・故障・全損・水没など機器故障のリスクが付きものなので心配ですよね。
楽天モバイルでは端末保証のオプションが取り扱いされています。
楽天モバイルで販売されているセット端末はもちろん、対象機種であれば既に所持している自己所有端末でも保証オプションをつけることができます。
例えば、手持ちのiPhoneシリーズでも対象機種となっていれば、故障や破損時に保証を受けることができます。
月々の料金支払いで口座振替を選択できる
MVNOの利用料金支払いはクレジットカード支払いが原則ですが、楽天モバイルでは口座振替払いをすることも可能です。
ただし、口座振替の場合は手数料として100円/月が別途必要となります。
クレジットカードを使わない人や持っていない人でも楽天モバイルの格安SIMを利用できる他社にはないサービスとなっています。インターネットショッピングだけでなく総合サービスを展開する楽天グループだからこそできるメリットですね。
楽天モバイルでもデザリングは可能
楽天モバイルでは、テザリングが利用できます。
スマートフォンだけでなく、PCやWi-Fi専用タブレットなどを外出先で使用したいと考えている場合でも安心です。
テザリングを利用したPCでデータ通信は、容量が大きくなりがちで、場合によっては通信速度制限がかかってしまうこともこれまではありました。
しかし、2017年3月からは3日間速度制限も撤廃されるので、テザリング利用しても速度制限にかかることもなくなるので快適に利用できます。ただし、月間データ容量超過するとこれまでどおり速度制限がかかるので注意しましょう。
キャンペーン適用しないデータSIMでは解約手数料がかからない
楽天モバイルのデータSIMでは、各種キャンペーンを利用していない場合に限り2年縛りの契約や最低利用期間が設定されていないため、解約手数料がかかりません。
いつでも気軽に利用を開始することが可能な上、万が一サービスを解約したとしても解約手数料がかからないないので、余計な費用が発生しないので安心です。
専用アプリでデータ通信量を管理可能
データ通信量は目に見えないものなので、どれくらい使ったかどうかを把握するのが困難ですよね。
そんな時に「楽天モバイルSIMアプリ」を活用すると便利です。
楽天モバイルSIMをインストールすると、アプリ上で、日・月単位のデータ通信利用量を簡単に確認することが可能です。
さらに、低速通信と高速通信の切り替えもできるので、日中の使わない時間帯などで待機時間が多い場合など、低速通信を利用することによりデータ通信量を節約することができます。
楽天モバイルの注意点

楽天モバイルは切り替えるメリットの多い格安SIMですが、注意しておきたい点やデメリットもあるので抑えておきましょう。
ベーシックプランは低速通信しか利用できない
楽天モバイルプランの中の「ベーシックプラン」は、200kbpsの低速通信でしか利用できないので注意が必要です。
200kbpsの低速通信では、メールの送受信やLINEトークでテキストチャットすることは可能ですが、画像が多いWEBページへのアクセスやSNSアプリの利用等は、読み込みに時間
がかかります。YouTube等のオンラインストリーミング動画の視聴では、必要とする通信容量が大きいので、視聴することができません。
LTE回線の高速通信を利用したい場合は、最低でも3.1GBプラン以上を選択する必要があります。
高速通信ができる一番安いプランを探している人は、ベーシックプランと間違わないように注意しましょう。
最低利用期間や解約手数料があるプランには注意
先ほどオススメポイントの部分で、データSIMでキャンペーン利用しないで契約したものについては、最低利用期間や解約手数料の設定がないと解説しました。
反対に、一部のキャンペーン適用で加入したデータSIMでは最低利用期間及び解約手数料が設定されているので注意が必要です。
主な最低利用期間及び解約手数料は以下のとおり。
プラン名 |
最低利用期間 |
解約手数料 |
|
通話SIM |
コミコミプラン |
24ヶ月 |
12,000円 |
Apple社新iPhone発売記念 5,000ポイントプレゼントキャンペーン |
12ヶ月 |
9,800円 |
|
真冬のお得キャンペーン |
|||
上記以外の場合 |
|||
データSIM |
事務手数料+月額基本料3ヶ月無料特典 |
6ヶ月 |
9,800円 |
真冬のお得キャンペーン |
|||
掘り出し物セール |
|||
上記以外の場合 |
なし |
なし |
楽天モバイルはキャンペーン取り扱いが多く、契約の時は安くお得になる場合が多いですが、契約解除した場合の解約手数料についても考慮する必要があります。事前によく調べておきましょう。
端末保証オプションは申し込み時のみ加入可能
楽天モバイルで扱われているセット端末や自己所有端末の故障時に修理・交換ができる端末保証のオプションサービスは、楽天モバイル申し込み時のみ加入が可能です。
申し込みが終わってから楽天モバイルの契約中に、端末保証のオプション加入はできないので注意してください。
楽天モバイルの通信速度や使い心地は?

格安SIMは大手キャリアに比べ通信料金が大きく安くなり、固定費を節約することができます。
しかし、格安SIMによっては通信速度が高速通信とは呼べないほど遅く、通信利用時にストレスを感じてしまうMVNOがあるのも事実です。
スマホは便利なツールですが、格安SIMで料金節約とはいえども、最低限の通信速度が出ないと正直使い物になりません。
では、楽天モバイルはどうなんでしょうか。
インターネット上のレビューや口コミをみると、楽天モバイルの通信速度は速いという情報が多く見られます。
実際に当サイトでも楽天モバイルの通信速度を測定しています。
以下、当サイトで測定した楽天モバイルの通信速度まとめです。
月 |
12時台 |
15時台 |
||
下り(Mbps) |
上り(Mbps) |
下り(Mbps) |
上り(Mbps) |
|
2016年11月 |
16.32 |
1.49 |
13.47 |
4.67 |
2016年12月 |
31.98 |
3.20 |
30.91 |
4.65 |
2017年1月 |
16.43 |
17.30 |
17.76 |
9.09 |
2017年2月 |
10.62 |
9.91 |
16.26 |
9.40 |
下りダウンロードの結果を見ると、すべての結果で10Mbpsを超えています。調子が良い時だとお昼の混雑する時間帯であっても31.98Mbpsという驚異的な数字を記録しています。
通常、下り回線で3Mbps程度あればYouTubeでの動画視聴もできます。通信が混雑する時間帯でも常に10Mbpsを安定して超えているというこれまでの安定した結果を踏まえると、楽天モバイルでの通信速度は口コミどおり速いということがわかります。
楽天モバイルの対応端末や契約する方法は?

楽天モバイルを利用する際の対応端末や契約する方法について簡単に解説します。
利用する端末についてですが、大きく分けて2パターンに分けられます。
- 新しく端末を購入する場合
- 既に持っている端末にSIMカードを挿して使用する場合
また、他社から移行する際に携帯番号をそのまま引き継ぎたい場合は、転出元のキャリアでMNP予約番号をあらかじめ取得しましょう。その番号を利用して、楽天モバイルにてMNP転入手続きすることにより、携帯電話番号そのままで楽天モバイルへ移行できます。
楽天モバイル端末をセット購入する場合
楽天モバイルでは、SIMカードの契約だけでなく、端末の同時購入も豊富なラインナップの中から選ぶことが可能です。
通話が多い人は、端末と月額基本料と5分間かけ放題が全てセットになった「コミコミプラン」の利用もオススメです。
既に持っている端末にSIMカードを挿して使用する場合
既に持っている端末が楽天モバイルの対応端末である場合、SIMカードのみを契約し挿入すれば通信サービスを利用することが可能です。
楽天モバイルの対応端末については、公式ページの「動作確認済み端末」でよく確認してください。
また、楽天モバイルではiPhoneやiPadを使うことができます。対象となるのは、SIMフリーのiPhone・iPadまたはdocomoで契約されたiPhoneとなります。
au・Softbankで契約されたiPhoneをそのまま利用したい場合でも、SIMロック解除を行えば使用可能です。
こんな人には楽天モバイルがオススメ!

楽天モバイルの色々なメリットや注意点などについて解説してきました。
これまでの内容をまとめつつ、楽天モバイルは「特にこんな人にオススメ」というポイントを紹介します!
楽天会員や楽天ヘビーユーザーには最適
楽天ポイントがたまりやすく、料金支払いにも楽天ポイントが使えるのは楽天モバイルならではの魅力。
楽天カードを使って楽天市場を日常的に利用し、ポイントアッププログラムやお買い物マラソンに参加しているような楽天ヘビーユーザーには、楽天モバイルは非常に魅力的な選択肢と言えます。
電話がメインとなるスマホユーザー
家族との連絡などで毎日短い電話をこまごまとかけたい人には、1回あたり5分以内の通話が無料でかけ放題になる「楽天でんわ」サービスを利用すると大きなメリットがあると言えるでしょう。
格安SIMは通話料金設定が高いのが一般的ですが、5分かけ放題サービスにより通話料金を大きく節約することができます。
格安スマホの選択肢が多い方が良い人
格安スマホといっても機能性や価格帯に、ユーザーそれぞれの好みがあると思います。
一度買うとしばらく使う端末なので、真剣に気に入ったものを選びたいですよね。
楽天モバイルのセット端末は機種数が多いので、選択肢が多い状態でお気に入りの1台を選ぶことができます。豊富なラインナップがあるのでユーザーとしては嬉しいポイントですね。
ネットでの申込みが不安な人
ネットでのSIM契約に不安があるなど、初めて格安スマホを買いたいがハードルの高さを感じている人にも、「すぐ使い始められる」楽天モバイルはメリットが大きいでしょう。店頭受付カウンターが全国展開しているため、PCを持っていない人でも簡単に申し込みができます。
月々の支払いを口座振替にしたい人
ネット上では極力クレジットカードを使用したくないという人も中にはいると思います。
楽天モバイルの支払いは口座振替を利用することもできます。
クレジットカード対応のみのMVNO他社と違い、楽天モバイルならではのサービスです。